読書

田中愼一,本田哲也「オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション」

2009年発売の本だけど、なんか今さら感がある本。 オバマが大統領選で勝利するまでの流れをPR、コミュニケーションという視点から解説した本。 読んでみて思ったのは、これ営業の本やなぁーと言う本。 PRの本だと思って読むと、うーんと思うけど営業の本とし…

レックス・ブリッグス、グレッグ・スチュアート「費用対効果が23%アップする 刺さる広告―コミュニケーション最適化のマーケティング戦略 」

最近は広告の費用対効果みたいなところに意識がいっていて、 その関連で読みたいなぁと思っていた本。 個人的にはめっちゃ刺さった広告本。 この本が書かれた背景がまとまっている部分があって、 現在、広告やマーケティングが直面している問題や脅威を明ら…

流通経済研究所 「インストア・マーチャンダイジング―製配販コラボレーションによる売場作り」

とある有名な広告系ブロガーの方が紹介していたので読んでみたのだけれど…、 って、その方が書いていたのって既に2ヶ月前…。 どれだけ行動力がないんだ、俺…。 店頭でのマーケティングに関する分析で有名(らしい)流通経済研究所の編集本。 最近、広告主の…

神田昌典 「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」

昔、フリーペーパーを作ってた頃にメンバーだった一人がこれは面白い! って言ってたのを覚えていてタイトルだけは覚えていたんだけれども。 あれから何年経ったんだろ…というところでようやく購入。 神田さんの本の中でも評価が高いらしいですね。 読みやす…

ソロモン・ダトカ「新版 目標による広告管理―DAGMAR(ダグマー)の新展開 」

雑誌広告を売るという立場になってやっぱり困っているのは効果測定の部分。 その部分を少し補ってもらえるような本を読みたくて、この本を手に取りました。 繰り返して伝えられるメッセージはこの部分だと思います。 広告はこの目標を達成するための一つの大…

戸練直木トークイベント 「勝てる広告営業への道」に行ってきました

日付では昨日行われた戸練直木さんのトークイベントに行ってきました。 http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200906/50_2009615.html 場所は青山ブックセンター。 コピーライターの渡辺潤平さんをゲストに、 そして司会にアドマンさんを迎えてと超豪華なトーク…

博報堂エクスペリエンスデザイン「リアルヂカラ」

最近のクチコミを起こすような話題の広告プランニングでは WEBとリアルなものを組み合わせたものが多いなぁと思う今日この頃。 そんなわけで、気になるタイトルの本があったので読んでみました。 博報堂のそういった関連の会社が書いた本。 ということで、博…

村上春樹「1Q84 Book1 Book2」

ようやく読み終わりました。1Q84 BOOK 1posted with amazlet at 09.06.07村上春樹 新潮社 売り上げランキング: 1おすすめ度の平均: いまいちシックリこない作品 村上春樹は才能ある作家「だった」 リトル・ピープル ブランド品 先入観なしに読んで欲しいです…

ひろゆき 「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」

ひろゆきの新著が出たということで読みました。 大学の偉大な先輩ですからね。タイトルは「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」。 なんという釣りタイトル…。 あとがきにも書かれているように、結果的にはなんでこのタイトル??みたいな内容です。 面白いけど。…

ジョシュ・バーノフ/シャーリーン・リー「グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 」

ずっと読みたかった本で図書館から借りた直後に、プレゼントで頂きました。 ad:tech Tokyoブログの方、ありがとうございました。 タイトル通り、ソーシャルメディアを企業がどうやって活用していくかを学問寄りに書かれた本。 なんといっても、ハーバードビ…

マルコム・グラッドウェル 「天才! 成功する人々の法則」

楽しみにしてた、マルコム・グラッドウェルの新作「天才! 成功する人々の法則」読みました。 原作のタイトルは「アウトライアーズ」で、決して天才という訳し方はいいのかはわからず。 明らかに釣り的なタイトル、かつ検索で引っかかりにくいわけだし。 で、…

末次由紀 「ちはやふる」

今月からは読書代に加えてマンガ購入費を月に1000〜1500円取ることにしました。 マンガ原作のドラマや映画がヒットしまくっているわけで、 やっぱりマンガを読んでおくのは大事。コンテンツに触れるのも大事。 今回のBRUTUSは「オトナのマンガ」特集だったり…

藤田晋「藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー」

大学1年のときのバイト先の上司が人間的には最悪に近かったですが、 仕事はものすごく出来る人でその人が日経アソシエを読んでいました。 一時期、真似して読んでいましたがそのときから連載していたような気がする、 サイバーエージェント社長の藤田さんの…

レスリー・A・ヤークス 「ビーンズ!1杯のコーヒーがおしえてくれる、ビジネスと人生の成功法則」

シアトルにある、有名なコーヒー屋のオーナーとコンサルタントとの話から オーナーが重要にしていることを見つけ出し人生やビジネスの成功法則を見つけるというストーリー。 と、まとめるといかにもよくある自己啓発本なのですが、ちょっといいなと思う部分…

マルコム・グラッドウェル「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」

ティッピングポイントで有名なマルコム・グラッドウェルの本。 この人は専門家とか学者ではなく、ライターであることが本の特徴になっていると思う。 タイトル通り、第1感、印象についてのお話の本。 まず、本を書くための視点が面白いなぁと思うところで、 …

セス・ゴーディン「ダメなら、さっさとやめなさい! 〜No.1になるための成功法則〜」

セス・ゴーディンの本を久しぶりに読んだ。 まだパーミッション・マーケティングを読んでもいないのに薄い本だからと手を出してしまった。 この人がこういう本出すのも何とも不思議だなと思いながら120ページぐらいの本で、 そこまで時間が取られるわけでも…

宮台真司「日本の難点」

宮台さんの本を初めて読みました。 今まで読まなかった理由は言い訳っぽいものならたくさんあって、 どこから手を出せばいいかわからないとか、ハードカバーで高いとか。 でも、今回は新書ということでこの問題を軽々と飛び越えるということで、 手にとって…

横山隆治「究極のターゲティング―次世代ネット広告テクノロジー 」

毎日ちょっとずつ読んではいるのだけれども、なかなか1冊読み切るのは難しい。 昨日は休日だったので2時間ぐらい時間取って一気に読み終えた本。 読み終えて思ったのは、この部分だけ書いた本を出してもニーズが少なそうだなぁと。 アドテクノロジーに関する…

ジャック・フォスター「アイデアのヒント」

今週一週間は帰ってからもやらないといけない仕事があったり、 疲れてたりで全然本が読めず非常にイライラだった一週間でした。 こういうときは読むペースがどんどん落ちて悪循環になるので、 読みやすくてさくさく進む本を読むことにしています。 実際に仕…

広告批評編「私の広告術」

広告批評で行われた講義の講義録を編集した本。 表紙を見ればわかるけれども、いやー豪華な面子です。 本の構成としては、「企画」「コピー」「ビジュアル」と3つにパートに分かれていて 個人的には前半二つはとてもフムフムな感じで付箋たくさん貼ったけれ…

小林弘人「新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に」

以前、どこぞの講演会でお話を聞いたときにすごく面白かった インフォバーンの小林弘人さんの著書。 なぜ、小林さんの話が面白いと思ったのかこの本を読んで思い出した。 小林さんのメディアビジネスに対する考え方はとてもバランスがいい。 メディアビジネ…

岡康道×吉田望「ブランド」

働いてみると、思いのほか本を読む時間がなくなるんだなぁと思う今日この頃。 とはいえ、家には大量の未読本がたまっているので頑張ろうと思います。 で、読んだのは2002年なのでちょっと前に出版になった対談本。 クリエーターと企画者の対談ということで体…

ジョン・ケープルズ「ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則」

コピーの勉強と売れている本は読んでおこうということで読むことにしました。 結果的には役にたった部分とよくわからなかった部分とが半々ぐらいかなぁ。 amazonで拒否反応を示している人はたぶんこの本の直球な事例で、 「今でも」本当に売れるのか、反応が…

ニコラス・G・カー「クラウド化する世界ー」

この本も出たときからずっと欲しかったけれど、 興味で読むにはちょっと値段が張るので我慢していた本。 タイトル通り、クラウドコンピューティングが普及する世界についてのはなしです。 だから、実際にクラウド・コンピューティングを導入してみよう!と思…

川勝正幸「丘の上のパンク -時代をエディットする男、藤原ヒロシ半生記」

honeyee.comの記事見て購入を考える。 http://www.honeyee.com/feature/2009/tpoth/ その後、本屋で立ち読みしたらかなり面白かったので購入。 僕はストリート・カルチャーなるものにとても弱いですが、 藤原ヒロシという人に興味があって読みました。 (音…

Joseph Jaffe 「テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0」

これも随分前に買って読んでたんだけど、たぶん横書きなのですごく読みにくくて 何度か挫折したけれどようやく読了。 原題は「Life After the 30-second spot」 テレビの30秒のCMの次の生活ってことでしょうか。 amazonではただのテレビCM批判ってことが書い…

城田真琴「クラウドの衝撃―IT史上最大の創造的破壊が始まった」

野村総合研究所の方が書かれたクラウド・コンピューティングに関する本。 本当はニコラス・G・カーの「クラウド化する世界」を読みたかったけれど、 ちょっと高いなぁという感じだったのでこちらを読むことに。 なぜ、クラウド・コンピューティングを知って…

ジョン・マクミラン「市場を創る―バザールからネット取引まで」

思想地図のver2に座談会として「ソシオフィジクスは可能か?」というのがあって、 こういう括り方があるのか!となかなか面白かった。 その座談会の中で紹介されていた中の1冊がマクミランの「市場を創る」。 そもそもソシオフィジクスとは何ぞ?と言う人は…

関橋英作「ブランド再生工場―間違いだらけのブランディングを正す」

去年の7月ごろに発売したときから読みたいなぁと思っていた本ですが、 ようやくゲットして一気に読んでしまいました。 著者の関橋さんはあとがきに、 ご存知かもしれませんが、ブランド再生に関する書籍はあまり見当たりません。ブランディングの本は星の数…

マーティン・リンストローム「買い物する脳―驚くべきニューロマーケティングの世界」

現在、マーケティングへの心理学や脳科学からのアプローチに魅力を感じているわけですが、 去年発売したこの「買い物する脳」も当然気になっていました。地元の本屋ではなかなか大きく取り上げられていて話題になったのかなと思いきや、 amazonではレビュー…