藤田晋「藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー」
大学1年のときのバイト先の上司が人間的には最悪に近かったですが、
仕事はものすごく出来る人でその人が日経アソシエを読んでいました。
一時期、真似して読んでいましたがそのときから連載していたような気がする、
サイバーエージェント社長の藤田さんの仕事に関する本。
1年目で読んで有効な部分と、そうでない部分があったりな本でした。
1年目の自分に有効だなと思ったのはこの本でひたすら貫かれている「場数を踏む」ということ。
1日5アポが最低ラインとか、1週間で110時間働くとか、
学生の時にはそんなこと出来るんだなーと思っていたことも、
実際働いてみるとそれはすごいけど自分にはちょっと無理かなという印象を持ちました。
学生時代よりも角がやわらかくなっているようです。良くない気がしますが。
場数踏みたいのはやまやまだったりするんですが、なかなか行ける営業先がなくて困ってます。
次は場数を踏むためにどうするかと言ったところがポイントになってきそうであります。
あと気になったのは後半に進むと情報収集や情報共有に関する話がかなり多くページを取っているところ。
サイバーがAmebloというサービスをやってるんでブログを書いたほうがいいとか、
その辺りはかなり引いてメリット・デメリットを考える必要があると思いますが、
それ以外の新聞、本からの情報収集をとても重視しているのが印象的。
未だに、新聞ってそんなに大事かな。RSSで十分じゃね??とか思ってしまうのですが、
まだまだ期間が短いために効果が表れていないか、そこまでの仕事力がないかのどちらかでしょう。
アソシエという雑誌のターゲットは30歳前後のビジネスパーソンという印象があります。
そういった雑誌で連載していたコラムなので1年目の自分が全て活用できるわけではありません。
部下に関する章や上司に対してどう考えを伝えるかといった話はまだまだ活用が先になりそうです。
と考えると来年のこの時期にこの本をもう一度読み直すとまた新しい発見があるんだろうなと
次に読むときがなかなか楽しみになってきました。
過剰な部分はもちろんあるんだけれども、読みやすくてすっと入ってくる本です。
あとは実践あるのみですがなかなか難しい。はて。
読みました☆
若手経営者もビジネスマンも