博報堂エクスペリエンスデザイン「リアルヂカラ」

最近のクチコミを起こすような話題の広告プランニングでは
WEBとリアルなものを組み合わせたものが多いなぁと思う今日この頃。
そんなわけで、気になるタイトルの本があったので読んでみました。
リアルヂカラ
博報堂のそういった関連の会社が書いた本。
ということで、博報堂が何を出来るかと同時に、
今どんなことが大事だと思われているかがわかる一冊だと思います。


そもそも、なぜ今リアルな体験が注目されているのかと言えばこの本によると
1.「2次接触者」は「リアル体験者」の6倍はいる
2.強い力を持つリアルは、良い評判を見つける
ということが分かっていて、ブログやSNSなどでリアルないい体験をした人が
自分の近しい人に伝えるためのツールが揃ってきたため、
今まで以上に効果が出てきたと言うことだと思います。


こういった効果がある中で、どうやって導線設計をするかが大事かが書かれているわけで
その辺りは書くと営業妨害になるので書けませんが、
ブランドを伝えるために、細部まで丁寧にデザインするといった感じですかね。
大変抽象的ですが。。
最後には、架空の折りたたみ自転車を使った考え方まで紹介されていて面白いです。
プランニングやプロモーションを考えているひとにはおススメだと思います。

リアルヂカラ
リアルヂカラ
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博報堂エクスペリエンスデザイン
弘文堂
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