レスリー・A・ヤークス 「ビーンズ!１杯のコーヒーがおしえてくれる、ビジネスと人生の成功法則」
シアトルにある、有名なコーヒー屋のオーナーとコンサルタントとの話から
オーナーが重要にしていることを見つけ出し人生やビジネスの成功法則を見つけるというストーリー。
と、まとめるといかにもよくある自己啓発本なのですが、ちょっといいなと思う部分があった。
それは、主人公のコーヒー屋のオーナーが多店舗展開し商業的には成功していたものの、
精神的にはかなり辛くなったというエピソードに対してコンサルタントが
人それぞれ成功についての考え方も概念も違うからちゃんと戦略を立てましょう
という話をしているところだった。
最近、そうなのかもなぁとしみじみ思うことが多い。
働き始めて１ヶ月でいろいろブレブレなのだが一体どうしたらいいのだろー。
この本に書かれている成功法則まとめるか迷ったけれどどうやら絶版になっているようなので、
書いても問題ないことにする。
この本では4P+Iでまとめている。
マーケティングっ子からすると、4PはProduct,Price,Place,Promoteだけれども
この本ではPassion（情熱）,People（人）,Persond（人柄）,Product（商品）＋Intention（志）と
書かれている。
非常に抽象的だけれども、この本を読み終わったときにはなるほどなと思える。
もちろん、コーヒー屋の事例だけでこれが他のお店で活用できたみたいな話はあまり出てこないため
（バーを経営している友人にアドバイスし、経営がうまくいったという事例があったけれど）
実際にどこまで有効な法則なのかわからないのだけれども。
とはサクサクと読めて１時間ぐらいで温かい気持ちになれたのでよかったです。
仕事にすぐに繋がる本もちゃんと読まないとなぁ。
残念ながら･･･
童話のようなビジネス書