横山隆治「究極のターゲティング―次世代ネット広告テクノロジー 」
毎日ちょっとずつ読んではいるのだけれども、なかなか1冊読み切るのは難しい。
昨日は休日だったので2時間ぐらい時間取って一気に読み終えた本。
読み終えて思ったのは、この部分だけ書いた本を出してもニーズが少なそうだなぁと。
アドテクノロジーに関する本だけれどもネットの広告(リスティングとか)って、
やっぱり刈り取りのための広告だと思うしブランディングとかには向かない。
そういった全体象がほとんど描かれずにネットに流入してきた人たちを
いかにコンバージョンまで結びつけるかといったことが中心になっている。
もちろんその部分を学びたい人にとっては大変役に立つだろうし、
新しい技術の話もわかりやすく書かれている。
とりあえず、ネットをフルに活用していくとどんなことが出来るかがわかっていいと思う。
でも、もう湯川鶴章さんの「次世代マーケティングプラットフォーム 」のほうが
新しいし、その役割を担う別の本は出てきてしまっているなぁという感じ。
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
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自分の仕事に落とすと、これからの技術を理解することで営業先を考えるのには役立つが、
提案でどこまで盛り込んでいくことが出来るか、
自分が手を動かしてWEBのディレクションをするわけにもいかないわけでなかなか難しい。
とりあえず、営業先として考える。お客さんに伝えていく。ここからだな。
究極のターゲティング―次世代ネット広告テクノロジー
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おすすめ度の平均:
次世代ネットね・・必携の一冊
ネット広告全般の理解に