「ドリコム スペースハンターのサービスを終了」ってなぁ。

ドリコムは11月4日、アドマーケットプレース「スペースハンター」を2009年1月30日で終了すると発表した。
アドマーケットプレースとは、企業が独自の広告配信ネットワークを構築し、オンラインで広告主と複数の媒体をつなぐサービス。ドリコムでは2007年3月28日に運営を開始していた。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20383022,00.htm

この記事について何か書くのも迷ったけど、うわーと思ったので。


アドマーケットプレースというサービス自体は悪くないと思う。
「次世代マーケティングプラットフォーム」の中でも、
ドリコムのスペースハンターの名前が挙がっていてこれで注目が集まればいいなとは思ってた。


ただ、サービスがリリースされた時から営業力のある会社ではないという印象だったので
広告主集めは難航するだろうなぁとも感じていた。


話を聞いていて結構社運をかけたサービスであるような印象であったので、
正式リリースから1年で終了してしまうとあの会社はいったいどうなるのだろうと思う。
行動ターゲティング広告1本で戦うのだろうか…。


スペースハンターを終了しなければいけなかった原因はなんだったんだろう?
一番ありそうなのは、広告主が出稿したいと思うような広告枠を確保できなかったとかかねぇ。
でも、実際に使ってないからどんな枠があったのかわからない。
広告枠争いという面で考えればGoogleが競合だからなぁ。
他には企業体力の話も。

当然これについては、長期的な戦いとなるので、よっぽどの体力かコストの切りつめが続かないと厳しい。
http://www.mediologic.com/weblog/archives/001681.html

軌道に乗るまでの見通しが甘かったのだろうか?
でもそれはいつものことのような気がしなくもない。
スペースをハンティングする領域を広げてみたらどうだったんだろう?

日本でも、在京キー局まで含めてスポット広告の売り上げが落ちて困っているが、売り上げが落ちるということは、要するに埋まりにくい枠があるということだ。在京キー局でさえこうなのだから、地方局やケーブル、衛星チャンネルともなれば、一段と深刻なはずだ。
http://wiredvision.jp/blog/utada/200810/200810281000.html

といった感じでネット以外でも空いているスペースはあるからこういったものも巻き込んで、
広告枠を押えていったらどうだったんだろうか?
複数の媒体を選べるようにすれば、使い勝手が上がったりしなかったのかな。


とあまり頭がよくないのでこれぐらいしか思いつかない。
他のブロガーさんが書いていたら読むことにしたい。