選挙報道とマスコミの身勝手

たぶん今年中の衆議院解散総選挙はないのではないかと思っていますが、
マスコミは何度も「先送り」という言葉を出している。


とりあえず選挙がまだ行われていないというか日程も決まっていないのではないか?
というのは「ジャーナリズム崩壊」の著者・上杉隆のブログが一番よくまとまっている。
http://diamond.jp/series/uesugi/10047/

だが、解散を打つ気配はない。それもそのはず、麻生首相はただの一度も解散日について言及したことはない。繰り返すが、ただの一度もだ。
http://diamond.jp/series/uesugi/10047/?page=2

読むとマスコミが一方的に解散を煽っているだけなのがよくわかる。


で、テレビ局にはテレビ局なりの意味のない苦労があるらしく、

「とにかく“選挙特番”の日程を決められず、どこのテレビ局もイライラなのですよ。スポンサーを集める関係で、準備には1カ月以上必要。さらにスタジオを押さえ、ニュースキャスターや政治評論家、売れっ子ジャーナリストも早く確保しないと他局にとられてしまう。だから、投開票の日を確定したいのですが、10月26日が11月2日にズレ、今度は11月9日だ、16日だと1週間単位で引き延ばされている。解散は来年だ、任期満了選挙だといった話まで出てきて、“いい加減にしてくれ”“早く決めてくれ”と、麻生首相への不満が渦巻いていますよ」(民放関係者)
大手マスコミ全部を敵に回した麻生首相 http://news.livedoor.com/article/detail/3856069/

だから、日にちを引き伸ばしているのは全部マスコミなんだってよ?
こういった、日本の状況とか世界の金融危機とかを考えずに
視聴率の取れるジャーナリストを確保しなければいけないなんて意味不明な理由で
マスコミは解散を煽る。
権力の監視の役割はもう捨てたってことなんでしょうか??


引用したこのニュース記事もまぁ本当に人としてどうなの?みたいな視点で書かれていて
締めの文章は

「これ以上、解散をズルズルと引き延ばされたら、選挙事務所を建ててしまった候補者だけでなく、マスコミ全部が怒り出し、敵に回すことになる。年内選挙がないと分かったら、麻生首相以下の閣僚のスキャンダルを連日取り上げると息巻いている大手紙政治部もあるくらいです」(マスコミ関係者)
大手マスコミ全部を敵に回した麻生首相 http://news.livedoor.com/article/detail/3856069/

麻生さんも本当に大変ですね。
自分たちで勝手に煽っておきながら、解散しないと怒るって子どものワガママと一緒じゃん。