中山国交相辞任問題について考える

麻生内閣が発足して、早くも大臣が辞任。
なんだか騒がしいことになっているけれど、
全然関係ないところから見ているとどうもちぐはぐしているようにしか見えない。


というのも、この人の発言はどこからどこまでが問題なのかイマイチわからないからだ。
特に日教組の問題。
2chのスレをまとめた痛いニュースなんかを見ても
http://:title=http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1178267.html
どちらかといえば、「よくやった」的な論調だし、
mixiのニュースに関連する日記でも「正しいことを言っているのに」的なものが多い。
マスコミの言う街の人の声とネット上の声ではほぼ正反対の状況が起きている。


こんなことは今に始まったことではないのかもしれないけれど、
マスコミは報道という役割を放棄しているようにしか見えない。
本当に報道すべきはこのひとつひとつの発言がなんで失言なのか?ということなのだと思う。
この発言が選挙にどう影響するかは発言の検証が行われてからの話だろと。


日教組の問題は全然知らなかったのでネットでいくつか調べたところ、
保守派とかそういった派によって大きく受け取り方が違う問題のように感じた。
それを、「事実誤認」という一言で片付けてフルボッコってのはどうなんですかと。
どう「事実誤認」なのかが知りたいんですけど!!!!


メディアが何がどう問題なのかという多角的な報道していかないと、
その役割自体はネットに移っていくことになるだろう。
ネットというよりもwikipedia2chかな…。
ただ、今回のようにネットとマスコミの論調に大きくズレが起きている場合、
どうしてもマスコミへの不信感なり違和感なりが高まると思う。
知りたい情報がマスメディアでは手に入らずに、ネットでは手に入る。
しかも、どうやら言っていることが正反対。
なおかつ、多くの人たちが反対のことを思っている(ように感じられる)。
mixiの日記で書いているのは300人で、2chのスレッドは計測できないけども…)


マスコミが報道しない出来事やタブー(?)が増えていくたびに、
一般の人たちの知る欲求はネットに向かう。
それが行くところまで行くと、結局マスメディアって何なの?全部ネットでいいじゃん。
となる。行くところまで行くんだからもちろん極論なんだけど。
結局のところ、テレビの視聴率だとか、新聞の購読数の減少だとか、
クビを締めているのは自分たちじゃん!何を今さらかもしれないけどね。