茂木健一郎 「脳を活かす仕事術」

去年出た「脳を活かす勉強法」が大当たりしたらしく、
似たような装丁で今度は仕事術バージョン。

200ページぐらいで字も大きい本だったので、
ブックファーストに行ってそのまま読み終えました。


内容は茂木さんのブログにアップされた紀伊国屋での講演と似たような感じ。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2008/09/post-1ba6.html
それ以外で意識しようと思ったのは
セレンディピティの3つの条件:行動する、気づく、受け入れる
・創造性=経験×意欲+準備
・「思考のリフティング」と「世界に対する問いかけ」を常に行う
とこの3つぐらい。
あとは、細かいことは脳で覚えず他の道具にやらせるってのは確かにと思った。


ただ読んでいて気になるのは、今までの蓄積は当然あるのだろうが、
これだけ本を出し続けていていてよくネタ切れにならないなぁということ。
NHKのプロフェッショナルという番組でその道のプロに会って話を聞くというのは
本を書いていく中で大きなポイントとなっているのは間違いない。
講演でも、本の中でも事例として紹介されることが多い。
今やっている仕事から多くのことを考え感じ取ることで何かに気が付き
忙しい中でその気づきを深めていっているのだろうなと読みながら推測をした。


俺もインプットばかりしていてもしょうがない。
それを何らかの形で外にアウトプットしその感想を聞きさらに思考を深める必要がある。
アウトプットせねばなぁ。