太田総理の番組でワーキングプア問題が話し合われていたのだが

昼寝から起きたら、4チャンネルで太田総理の番組がやっていた。


ワーキングプアに関する法案を提案していて、
出演者も賛成多数、視聴者も賛成多数。
メディアの報じ方によって、世論なんてあっという間に変わるんだなと思った。


というのも、数年前であればフリーター・ニートの問題は
「あなたが努力していなかったから就職できなかったんでしょ?言い訳しないで。」
みたいな論調が主流だった気がするのだけれど。


いったい何がこの問題を転換させたポイントなのだろう?
ワーキングプア」と名づけられてから?
それとも、秋葉原無差別殺傷事件から?
それとも…。


それにしても、平沢勝栄のこの問題への無知っぷりには驚かされた。
就職氷河期×日本的雇用慣行のコンボで、正社員で就職できなかったのは
当人が悪いわけではなく社会が悪かったからでしょうがよ。
ま、番組見ている限りでは平沢だけでなく自民党議員の大半が未だに
「就職できなかった人の努力不足」といった論調のように感じたけど。


この問題はそれぞれ考え方があるだろうけど、
考えのスタート地点が揃わない限り解決するのはなかなか難しいと思うのだけどね。


大学でメディア的なものの影響もあって、
テレビ見ながらメディアリテラシー的なことを意識して考えるようにしていますが、
思ったことをポロっといっているせいか、家族に最近煙たがられてます。
「ひねくれてないで、もっと普通に見れないのか?」と。
こればっかりはしょうがないので、
発言しないでメモとか取って思ったことを記録しようかなとか思う次第です。


というようなmixiの日記で書いたところ、友達にひとつ歳を間違えられていた。
顔が老けているのか、考えが老けているのか、ちょっとショックでした。