今年のベスト・アルバム ベスト5(国内編)

何枚ぐらい聞いたかはよくわからないけれど、
今年は全体的に海外のアルバムのほうが目新しいとか印象に残るアルバムが多かったし、
個人的にも回数としてよく聞いたなぁと思います。
ただ、この5枚に関しては面白いアルバムだったなと思います。


5.OMSB / Mr. "All Bad" Jordan

Mr.“All Bad”Jordan

Mr.“All Bad”Jordan

SIMI LABのラッパー、OMSBのソロデビューアルバム。
QN脱退後に初めてSIMI LABのライブを見たのだけれど、
OMSBの凄まじい存在感にぶっ飛ばされました。
日本語でラップしてるけど、日本人が歌っているとは思えないというか。
(これはいいことなのか、悪いことなのか、OMSB自身が誇りに思うことなのか、傷つくことなのかわからないですが)


4.中村一義 / 対音楽

対音楽

対音楽

ベートーヴェンとロックのマッシュアップというか、インスパイアされて作られた音楽。
ライブで聞いた「歓喜の歌」はたまらないものがありました。


3.きゃりーぱみゅぱみゅ / ぱみゅぱみゅレボリューション

全部聞いているわけではないですが、おそらく中田ヤスタカがプロデュースした作品の中で、
最高傑作ではないかなーと思います。
エレクトロ・サウンドと、capsule初期にあったようなポップさが混ざった、
すごいアルバムだなぁと思います。
きゃりーぱみゅぱみゅかーと思って敬遠している方には是非聞いてほしいです。


2.Zazen Boys / すとーりーず

すとーりーず

すとーりーず

Zazen Boys 4」もびっくりするほどの傑作でしたが「すとーりーず」もすごい。
Battlesを思わせる音に、リズム感のある日本語が鳴り、
今まで聞いたことのない最先端の音楽だなと思いました。


1.Moe and ghosts / 幽霊たち

幽霊たち

幽霊たち

彼女らについては、ギブスのメンバーで出した「ペネトラ」という冊子で
たくさん書いたのでそちらをご覧いただきたいのですが(宣伝)。
(http://www.faderbyheadz.com/)
女性ラッパー、ラップグループという観点で見た時に、
世界的に見て存在しなかった領域を突破したと思います。
音もバイレファンキっぽい感じでよいです。