turntable.fmをこっそり使ってみた

そして、三度目の”すごい!”が今週訪れた。それは、Turntable.fmだ。新しい良いものに敏感に飛びつくテクエリートたちが、今このサイトに食らいついている。それは、TwitterFoursquareInstagramなどのときと同じだ。このまま無事に育てば、このアプリケーションはやがて大きくブレークし、世界を変えるだろう。
Twitter以来久々の大物やみつきニューフェース: Turntable.fm

Techcrunchのこの記事で一気に僕のTwitterのTL上で話題になった、
Turntable.fmを使ってみた。

(客のいないフロアで黙々と曲をかける俺。。)
もともと音楽大好きだし、実家にはあまり使いもしないのにCDJが2台あったりと、
DJもやれば好き、ただピッチ合わせるの苦手みたいな超中途半端なポジションの自分にとっては
新しいテクノロジーが自分のDJを手助けしてくれればといつも思っている。


ただ、このWEBサービスは自分を本格的なDJにはしてくれないことだけはわかった。
ただし、現状においてはといった感じ。
理由としては、ミキサー的な機能がことごとくない。エフェクトもかけられない。
なので、曲をブツブツと切ってかけていく感じ。
ない理由も簡単に説明できて、Back 2 Back的に曲をかけていくシステムなので
一人の人が曲を何曲もかけるシチュエーションはあまりないと考えているのだろう。
普通B2Bでも前の曲が終わるまで待つことは珍しいんだけどね…。


なので、カットインでのかけるのがやりやすいロックっぽい曲とか、
みんなでかけて楽しむネタ曲みたいなのがTurntable.fmでの主流っぽい。
さっき見たら燃えよドラゴンのテーマがかかってて全力で引いたけど、
一人持ち曲1曲で選曲させたらそうなるよねー。
って書いていて、このサイトって歌わないカラオケみたいな感じだなと思った。
それこそ、大昔のボーリング場のジュークボックスってこんな感じだったのかなーみたいな。


致命的だなーと思うのは、前述した通りぶつ切りでしか曲を変えられないこと。
クラブとか行けばわかるけど、曲の繋ぎが下手くそだとマジで萎えるし、
それこそ事故って音が止まった瞬間テンションが激下がりする。
iTunesでDJやると発生する曲間のあれです。。
Turntable.fmでは常にテンション激下がりの曲切り替えシステムなので、
バージョンアップで改善されるといいなあと思っています。


そのうち投資のフェーズになってお金が集まればDJソフト発売している会社とか買収して、
サイト上でかっこいいエフェクトとか、ミックスが出来るようになると思う。
(というか、そのぐらいの投資はしてくれ。。)
そうなると、また違う感じの層が入ってきて面白い感じになるかなと思っている。


ライセンスが取れている曲もかなり多く魅力的な部分も多いので、
このままいい感じに大きくなっていって欲しいものです。