ソーシャルリクルーティングってなんなの?

最近twitterのTL上で出てくるのでちょっとだけ調べてみた。
(と言っても特定の人しか言っていないような気もするが)

これも流行ことばによくある、特に定義が決まっていない系みたいで大きく分けると、
1.Facebookに採用ページを作りましょう!系
2.企業の担当者はFacebookやLindInなどを使って候補者を見つけましょう!系
というふたつの流れがあるよう。


1に関してはgarbs(ガーブス)という会社がやっているみたいで、
内容を見ると、

【主な機能】
‐あなたのFacebookページに、採用向けのタブを設置できます。
‐あなたのFacebookページに、募集中の求人を掲載・編集できます。
‐あなたのFacebookページからの応募者を受け付けることができます。
‐あなたの会社の求人を、「いいね!」や「シェア」で広く知ってもらうことができます。
‐データの暗号化処理により、応募データを安全に保管します。
http://www.facebook.com/apps/application.php?id=116310685103485&v=app_7146470109

とあって、なんだかな…という感じでした。
どこもかしこもFacebookページを作らせようとしてるけど、マーケ担当、採用担当と
別々の会社に同じページを任せたほうがいいってことなんでしょうか。。よくわからん。


2に関しては、ソーシャルメディア持ち上げまくりの若い人たちのブログなどで拝見。
ソーシャルリクルーティング入門 ソーシャルリクルーティングとは
Designscape ソーシャルリクルーティングのノウハウ提供はじめます!
採用する側はソーシャルメディアを使えばいい人見つかります!
で、採用される側はいい人だと思われるようにちゃんと自分のファンページ作ったり、
プロフィール詳しく書いたりしないとダメだよ!
みたいなスタンスのように感じました。


企業としてこのスタンスを全面にだしているのが、その名もソーシャルリクルーティングという会社。
http://www.facebook.com/socialrecruitingnavi
ソー活とか、名前とか字面が最高にカッコ悪いですが、
ダウンロードしたpdfによると、
学生(就活関係なんですね)は企業の人事や、先輩社員(?)に友達申請してみよう!とかあって
俺とか知らない学生から申請されたらスパム報告してしまうなーと思いながら読んだりしました。
なかでも、

「友達申請」に関してはFacebookの特性上、知らない人や友人ではない人以外は承認しない という方も多いと思いますが承認してくれる人もいます。

という一文を読むと、今まで100社リクナビでエントリーしてたのが、
Facebookで100人の人事に友達申請しよう!に変わっただけであるように思うのですが、
その辺りはどうなんでしょうか。
そもそもプロフィールに書くような内容がない人はどうするの?という当然の疑問には答えることなく、

数時間で出来る様なESを見てもらうのではなく、人生のログ(履歴)となるFacebookを見てもらった方が本物ならば絶対良いはず。

「絶対良いはず」という、断定できない感じがすごく素敵ですが、
人生のログを見せればESの問題は解決出来るというスタンスらしい。
この辺は理屈ではよくわからないところ。


ということで、なんでも言葉の頭に「ソーシャル」とつければなんでも新しく見えるみたい。
ソーシャルコマース、ソーシャルゲーム、ソーシャルリクルーティング、、、。
懐疑的なスタンスで調べて、その懐疑的なスタンスが変わることがなかったので
日本の現状ではそんなに注目するような話でもないのかなと思いました。
日本でもLinkdInが普及すると何か変わるのか??という観点でもう少し調査が必要な気がするので
時間があるときに調べようと思います。