ザ・プロフィット読み進めその1

会社の人にザ・プロフィットという本を教えてもらい2週間ほど。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
エイドリアン・J・スライウォツキー
ダイヤモンド社
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その方曰く、「その中に出てくる本を全て読め」とのこと。
どういうことかというと、この本は主人公のスティーブがすごく成功した(?)ビジネスマンのチャオに
様々な利益モデルを教えてもらうという形式で進んでいく小説っぽい本なのですが、
章の終わりごとに宿題と課題図書が出されるという面白い形式になっています。
で、3章まで読むとようやく課題図書と参考図書が登場。
課題図書が「あたりまえのアダムス」。
あたりまえのアダムス
ロバート・アップデグラフ
ダイヤモンド社
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参考図書が「孫子」。

新訂 孫子 (岩波文庫)
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岩波書店
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孫子」ぐらいだと本屋行けば100%売ってるんでいいんですけど、
「あたりまえのアダムス」はとりあえず図書館で借りることに。


孫子」は今まで戦争論のように言われていたのでそういうちょっとした偏見を持ちながら読んだけれど
確かにそういう部分もなきにしもあらずだけれどもそれだけではないな、と言う感じでした。
何が何でも勝つとか、たくさん死んでも一人でも生き残ってれば勝ちみたいな考えからはほど遠く、
一番理想的な勝ち方を考えてそこから逆算して戦略や、どうするべきかを考える。
だから理論としてはすごく納得がいくなと言う感じでした。
「ザ・プロフィット」にも出てくる『石を卵にぶつける」って表現もなるほどなと。


そして、「あたりまえのアダムス」。
こちらあたりまえのことをいかにやり通すかという本ですが、
言うのは簡単だけどやるのはたいへんだよね、、、って本ですね。

あたりまえのことを選びだすには、分析が必要である。分析をするには、考える必要がある。そして、どこかの高名な先生も言ったとおり、考えることは仕事の中で最も苦しいことなのだ、と。だから、とことんまで考え抜く人が少ないのです。

最期の部分はまさにその通りでこれを実践していく道は大変険しいだろうなと思うけれど、
習慣化していかないと身に付くことはないだろうなと。
とりあえず、本当に?と前提を疑うことを意識しようと思う。


ということでようやく次の章に進めるけど、
一週間ぐらい時間が空くと本の内容忘れてしまうな、、、。
一度通して読んだ後で必要な本を全て読んでいくのがよさそうだな。