twitterによって個人が肯定化される環境が促進される

今日の朝、この動画を見たんですけど、

(全てはここからも見れます。http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52307268.html
僕は正直、ひろゆきが議論を展開させると、勝間さんにとって都合の悪い方向に行くので
そこには入らずにごろごろ逃げているように見えました。
勝間さんは完全にポジショントークで入れない領域があるなという印象でした。
勝間さんの発言で特にひどいなと思ったのがとある言葉をひろゆきが知らなかったときに、
「ダメだ、これ」と本人を目の前にして言ってしまうところ。
これ人としてどうなの?というか、自分と論旨が同じでない人を見下す感じがしてすごく嫌でした。


勝間さんは自分の得意分野を超えて本とかたくさん出していて、
twitterでもたくさんフォロワーを集められていてある意味すごいなと思います。
が、さすがにこの討論はないだろうと。
自分のことを気に入ってくれる人が周りにたくさんいて、ネットで数値として可視化できると
どうしても自分が気に入ったことばかり目にしてしまうのかなと思いました。


よくネットへの批判で「自分の興味のあるものしか見なくなるからよくない」みたいなことを聞くけれど、
もうここまで行くと自分に好意のあるものしか見ないってところまで来てるんだなと思いました。
某ドラマの脚本家の方も、サービス運営社側に
「自分にネガティブなコメントがあったらブロックしてほしい」旨を書いたりと
なんというか、自己肯定化に必死だなーと思いました。
http://news.livedoor.com/article/detail/4722661/


twitterみたいな自分が好きなつぶやきだけ見れるサービスによって、
気に入らなければすぐにフォローから切って自己肯定するための環境を整えるのがすごく楽になっているように思う。
なんだったらブロックしてしまえば本当に見ないで済むようになるわけで。
って考えると、ネットの匿名性はよくない!とか言ってる人がもっと大人になって多様な意見を受け入れないと
ネットで議論とか到底無理じゃね?とか思ってしまうのです。
twitterはタイムラインが流れていくというシステム上、議論には向かないと思いますが)


ということで、人の意見はちゃんと聞く、頭を固くしないということの大切さを学ぶ、
ものすごいいい動画だと思いました。
タイトルと内容が合ってなくてすみません。