Xperiaを遠目から見て思ったこと

たぶん日本で発売される久々のソニーエリクソン製のケータイであろうNTTdocomoのXperia(SO-01B)。
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so-01b/
昔はソニエリのケータイばっかり使ってたのでもしiPhone使ってなかったらすごいワクワクしたんだろうけど
発売前は完全にスルー。
ただ、発売日に電車の中で使ってる人がいて、遠目から見てひとつ思ったことがあったので書いてみます。
(今日電器屋行ったのになんで触らなかったんだろ・・・。)


僕が電車の中で見た人は最初さわさわと(ボタンないからカチカチいわないですよ)いじってたんですけど、
おもむろにポケットから取り出したのは説明書。
はっきり言えば、ドコモの説明書まじがっかりだよ!って感じでした。

たぶんその他の機種と同じような説明書入れたつもりなんだろうけど、
説明書の厚さ260ページ。この厚さだけでものすごく残念な感じがする。
単行本かよ!ってツッコミもあるけど、そんなに説明しないと使えないのかよみたいな。


例えば、Androidマーケットの説明のページとかはこんな感じ。

こんな説明でワクワクしてAndroidマーケット利用するのとか難しいと思うんだけど。
この説明書見ると、docomoとしてはxperiaも特別な機種ではなく、
数ある商品のうちのひとつなんだなと思いました。
(通し番号がついてるあたりからもそれが感じられるけど。)


デザインとか機能とかは正直詳しくわかりません。
iPhoneよりはちょっと薄くて細いので軽そうだなとかそのぐらいは思いました。
CMもケータイっぽくない感じでおもしろいなという感じ。

大沢伸一の新しいユニットを音楽で使っていて、
エレクトロな曲を使っていて結構好きです。


僕が使っているiPhoneは万人に勧められる製品ではないとは思うけど、
開けてすごっ!!っていうワクワク感があって、
それが使っている今もずっと続いているような気がします。
もちろん、電池が全然もたないとか、3Gなのでタイピングに処理が追いつかないとかあるけど
それでも最初に持った印象は変わらず維持されています。

いまでも新しい電化製品やゲームを買ってきて,最初に説明書を読むときの感覚は,子供のころに教科書を通読していたときと変わらないな,と感じます。
 世の中にはパッケージを開けるなり,製品を組み立てたりゲームを始めたりする人もいますが,僕はどっちかというと,簡単でも一度はマニュアルに目を通す派です。

 ですが,説明書を一読しただけでは何をすればいいのか分からないゲームが,最近は目につくような気がします。説明書の編集に問題がある場合もありますが,ゲームシステムが複雑すぎて,言葉と写真ではうまく説明しきれない,あるいはプレイヤーが理解できないと,そういったことが根本的な原因のようです。

 代わって近年では,ゲームの中に「チュートリアル」を組み込む例が増えてきました。要するに「習うより慣れろ」で,実際に操作をしてみて,ゲーム内のルールを体感で覚えていくということですね。
チュートリアルと〈ゲーム〉性」http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20100330018/

appleの製品は基本的にアホみたいに説明書が薄い(もしくはない)のが特徴ですけど
こういう部分がうまく設計されているからかなと思うのです。
iPhoneとかは基本的に触ればわかるようにはなっているけれども、
機能などの攻略要素が大きいのだと思います。
だから未だに他のiPhoneユーザーに今まで知らなかった機能を教えられることもあります。
(既に1年以上使ってるというのに)
ただこんな機能もあるのか!と思うと同時にさらに製品が好きになっている自分もいます。

本日NTTドコモから発売された、Sony Ericsson社製のスマートフォン(アンドロイド携帯)「EXPERIA」のキャンペーンディレクションをGT INC.の内山が担当しました。
発売前にオンエアされたSony Ericsson発のTVCM、(ティザー含む3バージョン)と、発売後にNTTdocomo発でオンエアされるTVCM2バージョン双方のCDを務めた他、WEBや新聞広告、交通広告の制作にも関与しました。
GTでは、今後Androidアプリの企画制作なども予定しており、Androidベースのスマートフォンの普及を応援したいと考えています。
http://www.gtinc.jp/voice/2010/04/sony_ericcson_xperia_1.html

なんでこんなことを記事にしたのかと言えば、プロモーションはGTが手掛けたみたいだからです。
僕はGTのプロモーション手法はすごいと思っています。
今回も他のケータイであればGoogleケータイとか、Androidフォンとか言ってしまいそうなところを
ほとんど強調せずに宣伝していてすごいなと思います。
(最初はAndroidフォンだと知らなかったです。twitterの他の人のつぶやきで初めて知った。)
そういう会社だからこそ、今回は説明書まで踏み込んでもよかったんじゃないかと思います。
GTが作るXperiaの魅力を最大限に引き出す説明書とかそれだけでも見てみたいですけど。


ということで、結構台数出てるようですが、僕は説明書でないなと思ってしまいました。
そこまでひねくれた人はそこまでいないとは思うんですけど
自分のものになった製品との初対面って超大事だと思うんですよ。
僕はiPhone買って感動したことで、MacBookまで買ってしまいましたしね。
MacBookチュートリアルもまたすごいんだわ。スイッチつけた瞬間に買ってよかったと思いました。)
ということで、製品を一生懸命改善していくのもすごい大事だと思うけれども、
こういうトータルの世界観も大事なんじゃないかなと思いました。