Spikes Asia Digital Grand Prixと着うた市場

確認するのを忘れてましたが、電通の岸さんがDigitalの部門でグランプリとのことですね。
http://www.spikes.asia/winners/2009/digital/
http://www.mobileart.jp/award_e/


アーティストJUJUのプロモーション「pair movie」での受賞とのこと。
携帯電話を2台くっつけながらPVを見るとひとつの作品として完成するというもの。
必ず2人以上で見るので、クチコミも生まれやすいのかしら。
実績としては
・1ヶ月で40万回のムービー再生
・トータルで220万件のダウンロード
・15万枚のCD販売


着うたの市場規模が全くわからなかったのでいろいろと調べているがしっくりしたデータが出てこない。
まず指標としてはこんなものが

着うたフルの場合は、10万ダウンロードで「ゴールド」、25万ダウンロードで「プラチナ」となり、以下着うた・着うたフルともに、50万ダウンロードで「ダブル・プラチナ」、75万ダウンロードで「トリプル・プラチナ」、100万ダウンロードで「ミリオン」となる。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/29766.html

売上数でいくとこれもひとつ参考になるのかな?

「モバうた」には、今年の着うた年間ランキング6冠で、日本で最も売れた着うたフル楽曲としてギネス認定もされた青山テルマfeat.SoulJaの「そばにいるね」(着うた総配信数580万)をはじめ、昨年の着うた1位で、日本ハムダルビッシュ有投手も携帯電話のメール着信音にしていたGReeeeN「愛唄」(同550万)も収録。

 さらに、年末の紅白歌合戦に初出場するキマグレンの「LIFE」(同275万)や、SpontaniaとJUJUの「君のすべてに」(同270万)などブレーク中のものまで、着うたからヒットしたナンバーが勢ぞろい。全14曲の総ダウンロード数が3000万超と世界NO1のアルバムとなっている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20081223-OHT1T00013.htm

つーか、「そばにいるね」の580万ダウンロードってすごいな。
ただ、ミリオンを出せばかなり売れた曲っていう認定っぽい。
その中でダブルミリオンなので、プロモーションがよかったのか曲がよかったのかは別にせよ
成功といえるレベルの売上なのではと思いました。


とはいえ、そんなに売上高で考えれば、
そんなに大きいプロモーション予算があるわけでもないだろうし、
必ず作る習慣になっているプロモーションビデオをいかに活用してバイラルを起こすか、
という視点で考えられたものなのかなぁ。
新しい「体験」を見ている人にさせるというのがキーワードなのかもしれないっすね。
何はともあれおめでとうございます。