山本高史「案本 「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳内経験」」

いろいろ訳あって、読んでおいたほうがいいだろうなぁという状況になり
電車の中でマッハで読みました。
案本 「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳内経験」

ハードカバーだけど、気合で読んだら1時間強で読み終えました。
1時間で読めると思うとかなり密度が濃い本。
ただ、1600円と言われるとちょっと高いかなぁという本。


広告とか、コピーとかそういったものに関係がない人でも、
「経験は脳にさせる」とか、「経験をデータベース化する」といった経験に関する、
山本高史さんの考察はかなり参考になるような気がする。
けど、これも社会人1年目とかその辺りに効く話なのかなぁ。
会社でよくよく言われている話な気がして思わずフムフムとうなずいてしまいましたが。
経験と思い出は違うとかは、グサッと後ろから何かで刺されたような気がしましたが、
これもまだまだ自分のレベルが低すぎるからなのかなぁ。


また、今後仕事とは関係ないところで(若干関係あるところ?)で
コピーを書かないといけないことが出てくるので最後のほうの思考法「脳内ツリー」は
かなり役に経ちそうな気がしました。
言葉で言われたことを図にされるとすごくすっきりするというか。
課題に対するアングルと、そのアングルから想像力を働かせたアイデア
これを数出していくことでユニークなアイデアをたどり着くという、
よく言われるところがすっきり腹に落ちました。


ということで、最後はコピーに落ちるのですがその前の「経験」と積んでいく話は
とても面白かったです。
amazonの点数はかなり低いですが、読んで損はしない本だと思います。

案本 「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳内経験」
山本 高史
インプレスジャパン
売り上げランキング: 83406
おすすめ度の平均: 3.0
1 アイディアはすべてコミュニケーション
2 “考えること初級者”向けの本です。
2 脳内経験はマインド・マップのコンセプトから得られた
4 広告以外の商品企画にも使えます
5 日常の過ごし方まで、変わってくる。