コカコーラのインタラクティブマーケティング担当の方のインタビューが面白い

日経BPのサイトでインタビューの前編が公開されてます。

進化するモバイルマーケティングへのチャレンジ(前編)日本コカ・コーラ 江端浩人氏に聞く
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090604/196699/

「時間帯別 メディア接触率」のデータはすごく面白い。
このデータを見ると、テレビとモバイルをどう連動させるかが大事であることがわかる。
今、読んでいる本ではテレビからの流入はモバイルよりもPCのほうが多いというデータが出てたけど
実際のところはどうなんでしょ。


あとはこの部分が面白いなと思った。

ええ、そうですね。コカ・コーラではブランドごとに「IMC(Integrated Marketing Communication=統合型マーケティングコミュニケーション)」という考え方に基づき、コミュニケーション活動の全体を設計しています。例えば、「ファンタ」であれば、ターゲットが若者となるので、コミュニケーションはケータイでの誘導をメインに、もう少し上の世代に支持されている缶コーヒー「ジョージア」の場合は若年層をターゲットとしたブランドと比較して、ラジオやポスターなども戦略的に使います。作業をされたり運転をされたりする方は、ケータイはあまり見ていないので。ただ、モバイルやパソコンを見る状況は、日々の生活の中で必ずあるので、消費者がいつでも情報を入手できるように環境を整えておきたいと考えています。

IMCって実際にマーケティングを担当している人が言っているのを初めて見たかも。
学者とか、メディアの人たちが使っている言葉かと思いきやそうでもないと。


後編も楽しみだなぁ。