ゴールデンウィークにマーク・ロスコを見てきたはなし

いつまでゴールデンウィークなのかという問題はさておき、
先日、マーク・ロスコ「瞑想する絵画」展を見に千葉にある川村記念美術館に行ってきました。
http://kawamura-museum.dic.co.jp/index.html
川村記念美術館はコレクションも個人的にはかなり好きでいいなぁと思うのだけれども、
いかんせん遠いことだけが残念なポイント。神奈川県民にとってはびっくりする遠さです。


今やっているのが、マーク・ロスコの展示。
ハニカムにもNEWSとして紹介されてました。

http://www.honeyee.com/news/art/2009/001044/
行ってみたらびっくりを通り越すほどの混雑でした。
ゴールデンウィークだから人が多いのか、ロスコだから人が多いのか。


アメリカのSFMoMAでもロスコはあったし、フランスのポンピドゥーにもあったけれど、
感動は今回の川村記念美術館のほうが圧倒的に上。
一部屋をロスコの作品だけで埋め尽くすというのは素晴らしいなと思いました。


これだけの数のシーグラム壁画が集まるのは最初で最後とか言われていて、
そういった煽り文句ももちろん大事だと思うけれど、
ロスコの絵が飾られている部屋に入っただけで特別な空間にいることがわかる。
見ながらいろいろ解説してもらって、さらに納得したわけですが。
ロスコの絵は何が描かれているのか、そういったものがすごく分かりにくいけれども、
パッと見ただけでなんだかすごい絵だと思う作品がたくさん飾られています。
近ければ会期中に何回でも足を運びたいですが、なかなかそれは叶わない感じです。


遠かったけど、行ってよかったなという自己満足な振り返り日記です。
ということで、明日から世の中ではまた連休のようなので
たまにはこういう美術館もいいと思いますよという話でした。