サンフランシスコ6日目

今日はJTPAのカンファレンスの日。
http://www.jtpa.org/event/svtour/000490.html


この日一日を通して、全体的にはシリコンバレー万歳みたいな感じの話が多かったけれど
僕自身はそこまでは響くことはなく違うことを考えていた。
それは就活マッチョ的な話しと個人が出来ることの限界についての話である。


就活マッチョという言葉がどこまで一般的な言葉かわからないけれど、
僕が初めて見かけたのは

「ほら、シューカツマッチョみたいなのいるじゃん」

「マッチョてwいますね確かに」

「彼ら、"日本を活性化したいです!"とかマジな顔して言うんだよ。怖いよ」

「同感です」
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20090207/1234027544

自分もちょっとこんな血が混じりつつも、
出来ればこうなるのは避けて通りたいなーと思っていた。
この言葉の問題は大学生が自分の限界点をよくわかっていないから起こるのか、
限界はわかっていてもマッチョ化しないといけないから起きるのか、
(僕は明らかに後者で演じきれないでバレる側)
どちらなのかはわからないけれどある一定数は会う。
自己分析の方法が明らかにおかしいような気もするけれど、
これで通してしまう面接官も面接官であるように思う。


閑話休題
今日のカンファレンスを聞いていて、こっちで働いていて活躍している人でも
自分で出来ること、出来ないことの認識をかなりしっかりしているなぁという風に感じた。
質問でも、「日本への貢献」みたいなデカイ規模のがあったけど、
日本のことを同僚に話したりしてちょっとでも知ってもらえればみたいな
自分が出来るレベルで貢献出来ればいいみたいな考えであるように思った。


この考え方は結局、誰それのために働くというのを要求されるわけではなく、
自分でやっていて楽しいと思えることだけを
仕事としてやるという姿勢に繋がっているのだと思う。


渡辺千賀さんと海部美知さんのはなしも全体的にその思考があったように思う。
「日本はどうするべきか?」みたいなマクロで考えないで、自分はどう動くのかを考える
そんなことがメインテーマのひとつだったように思った。
でも、自分がとりあえず幸せに暮らせなければ日本がどうのこうのとか厳しい。
年を重ねるとこう感じるのか、ある種の挫折がこう感じさせるのかはわからないが、
今ではとても納得出来る。
自分の伸ばしていくべき強みともうどうしようもない欠点を認識して
強みだけで戦えるような仕事を見つけていかないとなぁと思うところです。

ー追記ー
DISってるわけではないです、ごめんなさい。