販促ツールとしてのtwitter

日経産業新聞に、「米国流「ツイッター」活用虎の巻」って記事があって結構面白かった。
http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/ittrend/itt090303.html


この記事自体はオバマが選挙活動の中で使ったことから始まっていたりして、
改めてオバママーケティング的なものは学んでおいたほうが話題として持つなと思ったり。
事例としては3つ載っていて、デルとジェットブルーペプシコ
そのうちのデルはかなり効果が出ているようで、

米デルは、ツイッターを積極利用する代表企業のひとつ。「ツイッター経由の売上高は100万ドル(約1億円)を超えた」。同社でネットなどの新媒体を使ったマーケティングや顧客対応を専門とする部門の代表、ボブ・ピアソン氏は語る。デルは約2年前から実験的にツイッターに参加しているが、人気に火が付いてきたのは「ここ数カ月のこと」という。

ツイッター内に、安売り情報を載せる「デル・アウトレット」というページを持つが、情報を得るためにこのページに登録している「フォロワー(追う人、追っかけ)」と呼ばれる利用者は、現在約10万人にのぼる。
http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/ittrend/itt090303.html

いやー、twitterから売上1億かぁ。すごいな。


やはり英語圏ってのがデカイだろうなと思う。
日本でtwitterを活用した販促を行ってもかなりパイが小さいところに打つことになるので、
商品がかなり限られるように思う。
ブログ書いている人>twitterやってる人みたいな感じだと思うんだよな。
(セグメントされているってことで)


自分は企業もののはフォローしてなかったけど、
音楽とかコミックのニュースサイト、ナタリーとか
http://twitter.com/natalie_mu
神保町にある奇跡的な品揃えで有名なレンタルCDショップ、ジャニスとか
http://twitter.com/janis_cd
は使ってますね。


RSSで配信したほうが有効的に活用されるのか、
twitterのほうが役立つのかは事例なんかも見て考えていく必要があるなぁ。
twitterのほうが緊急の事態というか、すぐのタイミングでお客さんにリーチする必要があるときに
使っていく必要があるのかなと思う。
記事内にあるジェットブルー・エアラインの事例は正にそれで

ジェットブルーは常に1人の従業員をツイッターの監視用に割り当てている。ジョンストン氏は、「航空券はネット予約、チェックインは無人のキオスクという社会のなかで、ツイッターは顧客と会社が直接触れあう数少ない機会になっている」と説明。こうした「人間味が感じられる珍しい機会を有効活用することが、企業の好感度の向上につながる」と考えている。
http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/ittrend/itt090303.html

RSSは情報収集、編集能力には優れているけれど常にチェックしている出来ないし、
ましてや外出先ではチェックしにくい。(iphone使ってれば別な気もするけれど)
それに比べると、twitterのほうがケータイでもチェックしやすいしよいですよね。
一番速報性があるのはケータイに直接メールだけど、
それはスパムっぽいというか「土足マーケティング」ぽいというか。
絶妙な距離感、かつ自分の欲しい情報だけというのがtwitterなのかもなと思った。