サントリー「BOSS 食後の余韻」とポッカ「BIZ TIME Cafe 冴えるBLACK」のコピー比較

「今年は宣伝会議賞で一本以上1次通過のコピーを書く。」と目標を決めたものの、
今までコピーと真剣に向き合ったことがないことに気がついた。
こんな状態で1次通るなんてアホな発言過ぎるなと思ったので帰りの電車で見渡すと、
世の中にはコピーが溢れていたんだなぁと気がついた。想像以上に多くてびっくりした。


今日、気になったのはサントリーのBOSSの食後の余韻のコピー。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/boss/yoin/index2.html
「食べてすぐケータイいじるのやめましょう。」
「食べてすぐ忙しいフリやめてしまいましょう。」
この二つが対になっているコピーなのかな。
「食べてすぐ働くのってヤじゃないですか。」
これが中吊りのコピー。
食後にまったりとコーヒーブレイクを入れたい空気感みたいなものが出ているような気がします。
「食べてすぐ〜」ってのでシリーズ化も可能な気がするしいいなぁと思いました。


同じコーヒーというジャンルで電車で見つけたのはポッカの「BIZ TIME Cafe 冴えるBLACK」。
http://www.pokka.co.jp/coffee/biztime/
コピーは「ビジネスマンに捧ぐ。冴えるキレ味」
ターゲットが明確に出ているけれど、缶コーヒー自体ビジネスマンが飲むことが多いから、
これは商品の描写で終わってしまっているのかなと思った。


ブラックという味自体なかなか他の商品と差別化しにくいから、
そこに「冴える」という要素を入れたのかなぁと思った。
どうやったら差別化出来るかなぁ。
目が「冴える」なら、朝シャキッとしたいときに飲むとか出来るかな。
さらに人で差別化すると、朝ギリギリまで寝ている人が一発で目を覚ますコーヒーでもいいかな。


これからも電車でいろいろ発見して考えてみよう。