文化庁メディア芸術祭に行ってきたよというはなし。

今日が最終日の文化庁メディア芸術祭に行ってきました。
さすが最終日。午前中の早い時間に着くも中々の人の入り。
個人的に面白かった作品などまとめ。画像は文化庁メディアプラザより拝借。
http://plaza.bunka.go.jp/



木の板を組み合わせて、1分ごとに時計の表示を人力で変えていく作品。
明らかに間に合っていない時間とかもあってそれはそれでなんだかしょうがないなぁと思う作品。



今回のお目当てのひとつ。「タイプトレース道〜舞城王太郎之巻」
小説家舞城王太郎の執筆したタイプのスピードがそのもの再現された作品。
執筆の臨場感を味わうことができました。
饒舌文体とか言われている舞城の文章ですが、ここで手が止まるんだ!とか、
この文量が一気に書きあがるのかー!とか驚くことが多かったです。
小説ってのは文字に起こされた段階で本来の質感はほとんど殺されてしまうという、
ある意味残念なメディアではあるんですが、
このタイプトレース道はその本来死んでいる質感を再生させるような作品だなと感じました。
また、覆面作家の舞城だからこそ、この作品をやる良さももちろんあるなぁと思います。



携帯電話を釣りに見立てたwebサービス
結構夢中になって遊んでしまいました。
釣った魚は待ちうけにも出来るという気遣いもあったりととても面白かったです。



TENORI-ONのブースは激混み。これは遠くから眺めるだけ。
欲しいなぁと思うときもあるけれど、高いんだよなぁ。


あとは、彼女の兄の作品見てわいわいしたりしました。
お昼頃もう一度行ったらかなり混んでいて、ありゃりゃって感じでした。
来年はもうちょっと日程に余裕を持って見に行きたいなぁと思いつつ。
こういう無料で面白い作品が揃った展示から興味持つ人が増えるといいなぁと思いつつ。