ロイターと朝日新聞ら、アドネットワークを開始とのこと

トムソン・ロイター・ジャパン−マーケッツ・ディビジョンと朝日新聞社デジタルメディア本部、ソネット・メディア・ネットワークスの3社は2月12日、4 月より新オンライン広告「ビジネスプレミアムネットワーク」を開始すると発表した。3月よりテスト配信を行い、4月より有料広告配信を開始する。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20388114,00.htm

ということで、新聞社のメディアもアドネットワークを組んでウェブでの収入増加を
狙っていくという感じですかね。


結構エグイなぁと思ったのは実はここの部分で

参加媒体は、「ロイター.co.jp」「asahi.com」を主体とし、ほか広告在庫提供として、AFP通信の「AFPBB News」、朝日新聞社が運営する「CNN.co.jp」、時事通信社の「jiji.com」、ダイヤモンド社の「ダイヤモンドオンライン」、東洋経済新聞社の「東洋経済オンライン」、プレジデント社の「プレジデントロイター」の計8つを持つ。ソネット・メディア・ネットワークスは、営業管理と広告配信窓口を担当する。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20388114,00.htm

ビジネスプレミアネットワークという名前のとおり、ビジネスに関係がある分野だけのネットワーク。
asahi.comでもスポーツとかはこのアドネットワークには参加しないと言った感じ。


記事上では競合に対抗するという話ではないといったコメントが掲載されているけれども、
これは明らかに勝ち組になっている日経BPへの他のサイト連合による対抗策にしか見えないよなぁ。
このネットワークでプレミアムビジネスって名前をつけているあたり、
単価の高い広告(商品・サービス自体が高価なもの)を狙っているのはわかる。
わかるけれども、だとすればその下位に属するようなビジネスネットワークというのは
どういった媒体の組み合わせを指すのかなぁと疑問に思う。
上に挙げられたような朝日とか、時事とか東洋経済見ているのって
普通のビジネスパーソンだと思うのだけれども。


この辺りが解決しないと、結局広告出稿してもらってもコンバージョンに結びつかないで
広告主から尻尾向けられてしまうのではないのかなと思う。