松下幸之助「道をひらく」
別に今さら説明の必要のないような本ですね。
先に「指導者の条件」を買ってちょっと自分には合わないなぁと思ってなぜか敬遠していたのですが、
アホでした。もっと早く買って読めばよかったと激しく後悔。
見開き2ページで一篇になっていて、字も大きく大変読みやすい。
肩肘張らずに読めるので、すっとカラダに言葉が入ってくる感じがする。
字の大きさを小さくすれば、1ページ1篇にも出来たと思うけどそこはナイスな編集と言う感じです。
今回はひとまずこの本の考えを自分の中に取り込もうと思って、
さっさか読んでしまったけど、本当はもっと大切にじっくりと読みたい本。
というか、今回1回読んだだけでは終わらないものが書かれている。
人間の弱さであったり、自然への敬意であったりそういった大きな視点から世の中を見ていることにも
とても驚きを覚えたし、すごいなぁと思った。
でも、それ以上に日本という国の発展・繁栄を最上位の考えとして置いているのに、
なんだか感動した。
自分には日本のためにみたいな考えが根本的に抜けている気がするけれど、
身近な人とか大事な人のためにだったら何とかしたいなぁと思う。
大事な人のため、その輪をもっともっと広げていったところに日本があるのかな?
と今書きながら考えた。
確かにそれなら日本の発展のために自分も真剣に努力しなければいけないかもしれない。
自分はどこまでその輪を広げることが出来るのかな。
1968年発行ってことは今年で40年か。
もう古典と言ってもいいぐらいの年月が過ぎた。
それだけの年月が過ぎても読まれている本にはそれだけの重みがある。
松下はパナソニックに社名を変更したけれど、社訓なんかは毎朝読んでいるそうだ。
確かにこれだけ、本質を捉えたものであればそういった慣習も大事なのかもしれない。
テレビで見たときはうぇーと思ったけど、本を読んだ後だとまた違ったことを思った。
少しずつ読むのがおすすめ
珠玉の指南書
参考にします
「ともかくもこの道を休まず歩むこと」