高木正勝コンサート「タイ・レイ・タイ・リオ」

水曜日のことですが、高木正勝のコンサートに行ってきました。
http://www.takagimasakatsu.com/
http://www.epiphanyworks.net/trtr/
その後たくさんのことがあって、なんだかとても昔のことのようですが。


高木正勝公文式で使われた「Girl」って曲がたぶん有名です。

映像と音楽を作ってるアーティストです。
今回のコンサートでは、映像とライトと音楽で展開されました。


今回は7つのセクションから分かれているということで、
コンサートいうかこれはなんだろう??と言う感じでした。
今まで見たことのない新しい体験というか。(もちろんいい意味で!!)
山本現代で流していたLavaとTidalなどの2007年以降に作られたものが多く演奏され、
以前出たライブ盤「Private/Public」とは曲の印象も映像の印象も大きく変わっていました。
今までの曲はエレクトロニカというかどこか中性的な印象のものが多かったですが
(映像も女性を使ったものが圧倒的に多かったし)
今回のライブでは初めて男性のボーカルを入れるなどの変化が起きていました。


見ての感想としては序盤の展開が凄まじかったなぁという感じ。
パーカッションとコンバスのリズム隊のグルーヴが地鳴りみたいに響いていて、
その上にピアノやヴァイオリンの上モノの音が降ってくる感じ。
すごい気持ちよかったなぁー。すごく好きですね。
そういった展開でもGirlやAny(あれ?Watch The Worldかも)といった代表曲は
流れを切らないように入っていていろいろな期待に応えるいいコンサートだなぁという感じ。


MC(でいいのかな?)でこのコンサートにかける尋常じゃない思いというのがすごく伝わってきて、
こちらも気持ちいいなーとかではなくもっとコンサートという作品に
全力で向かっていくべきだったのかなぁとは思いました。
それぐらい素晴らしいコンサートだった。


と思ってたら明日多摩美で講演があるのね。また中沢新一と。

芸術人類学研究所コラボレーションプロジェクト
《Homicevalo》ホミチェヴァロ完成記念講演

21世紀文化論「映像と目に見えない存在 image and invisible」

出演:
高木正勝(映像作家、音楽家/芸術人類学研究所客員研究員)
大淵靖子(馬術家/芸術人類学研究所特別研究員)
中沢新一(人類学者/芸術人類学研究所所長)

2008年10月18日(土) 16時−18時 (開場15時30分)
会場:多摩美術大学八王子キャンパスレクチャー棟Aホール

明日暇だし行ってこようかな。