IKEAカタログが家に届いた。のでついでに分析してみる。

家具屋さんのIKEAからカタログが来ました。

正確に言うと、家のポストに入っていたみたいです。
(実家ぐらしなので、新聞と一緒に配られたとか正確なところはわからず)


IKEAはサイト上で商品データが揃っているので、
このカタログはたぶんプロモーション用。
カタログ配布するのもなかなかお金がかかるだろうなぁと思い、
コミュニケーションの視点からちょっと分析してみようかなぁと思った。
(今までやったことがないので、上手くできるのか不安だが)

ターゲティング

ちなみに僕の家はIKEAで購入したことがあるものの郵送などはしていないので、
IKEAの側に購入履歴というか家の情報はなさそう。
また、このカタログも今年になって初めて届きました。


ということは、たぶん港北のIKEAが出来たのをキッカケに
この地域(横浜市青葉区)にも配布されたということなのかな?
なので、港北の周辺地域へのプロモーションと考えてよさそう。
カタログ配布の際に地域以外のターゲティングをしているかは
比較が出来ないのでわからず。
ただ、IKEAの位置などを考えると車を持っている家に配布したいだろうなぁと思う。

地図の通り、駅から遠いし持ち帰るの不便だし。
ただ、うちみたいな家族にはとりあえず配布しているという
仮の前提で先に進むことにする。

コンタクトポイント

では、うちみたいな夫婦+子どもみたいな家族にリーチするために
またそのリーチした人たちにIKEAで購入したいと思わせるために
カタログというのは有効なアイテムなのか?
答えはたぶんイエスだろう。
地域で区切ったときに有効プロモーション方法で考えられるのは…
・電車の広告(中吊り、企画モノとか)
・地域のフリーペーパーとその広告
・新聞での挟み込み広告
・DM
・ポスティングによる配布
ぐらいかな。まだあるかな。


また、IKEAの魅力であったり強みであったり特徴は
・膨大な商品量
・部屋でのレイアウトを意識した販売方法
・値段の安さ


としたときに、
膨大な商品量と部屋でのレイアウトを意識した販売方法を生かしたプロモーションにするには
広告という手法ではスペース不足で魅力が伝えきれずということなのだろう。
ならば、実際の店舗とは違うレイアウトで見せれる冊子(カタログ)という手法が
ページ数も予算との兼ね合いになるが満足するまで掲載できるということになるのだろう。
IKEAの電車広告って、オープンの時にはみたけどその後から見てない気がする。
(気がするだけだと思う)

競合差別化

とはいえ、家具のカタログ販売・プロモーションってのは昔からあるわけで
そういった競合との差別化は図っていかないといけないはず。
今回はテレビ収納棚でわ他のカタログとの比較。
まず、ベルメゾン(千趣社)

(スキャンが下手なので写真が曲がってますが…)
信販売なので、商品の大きさやパーツごとの写真などが細かく載っています。
また、商品の写真にフォーカスした写真になっております。
ちなみに母はカタログを見ながらメジャーで家を計って入るか確認してました。


で、IKEA

極端なページを選んでみたのですが、基本的には家での利用場面と値段、
あとはざっくりとしたサイズが載っているのみ。
商品も大きく載っていますが、どちらかというと部屋を売っているイメージ。
ただ、こうペラペラ眺める分には「こういう部屋いいなぁー」みたいな想像力が
すごく働きやすい感じになっている気がします。

まとめ

ということで、店舗orインターネットで実際の大きさを確認できる強みが
こういったカタログ作りにも生かされているなぁという印象。
そして、いくつかの角度で見てみても納得の出来るプロモーション。すげー。
とにかく見ていて楽しいカタログっていうのが一番!!
IKEAの回し者みたいな感じで締めたいと思います。