「プログラミング能力をつけるための高速道路を造りたいという話」を読んで


とあるビジコンでいっしょのチームだったタムケンくんが面白いエントリー。
http://d.hatena.ne.jp/tamuken1986/20080825/1219690549
文系の自分が思うことと、そのちょっと考えたことを書いて見る。

文系の自分が思うこと

孫引きになってしまうけど、あったらいいなぁと思うのだけど、

ところで文系の人(正確にはコンピュータサイエンスの素養がない人)がプログラミング能力をつけるための高速道路を造りたいのですがだれか賛同してくださる方はいませんか?コンピュータの未来をひらくには、もっともっとプログラムが書ける人が必要だと思うので、増やす仕組みを作りたいのです。
http://twitter.com/tamuken/statuses/897337050

じゃあ、なんで文系の人がプログラムやろうと思わないのか、
もしくはやろうと思っても諦めてしまいがちなのかと言う話になるような。
すごく個人的な話から考えて見ます。


先日、後輩が文系なのにプログラミングをやるゼミに入るという話を聞いたときに、
僕は思わず「すげーなこいつ!」と思ってしまったと同時に、
「なんでゼミでプログラミング?」とも思ってしまいました。


じゃあ、なんで「すげーなこいつ!」なのかといえば、
僕の中にプログラミング=理系の人のものというイメージがすごく根強いからです。
(「理系の人」ってのは、「数学が出来る人」と近いイメージな気がしますが)
他の文系の人たちもこういうイメージを持ってるとすると、
やってみようかな?と思っても、いやいやー数学出来なかったし、理系じゃないし無理でしょ。
となってしまうと思います。
数学がどうのこうのというのは、完全に受験の影響な気がしますが。


で、「なんでゼミでプログラミング?」ってのもだいたい同じ理由です。
なんで、文系学部に入ったのにゼミでわざわざプログラミングやるの??って。
わざわざプログラミングやらなくても、他に研究することがあるような??と。
(別にプログラミングをバカにしているわけではないです。)


僕自身は、学校以外の場でプログラミングやってみたいなぁと思っていながら、
本屋でプログラミング関係の本を立ち読みすると、
いきなりコードがたくさん書かれていて理解不能なのでその場で諦めたことが何度もあります。
僕がただのヘタレなだけで、本屋で買った本から学んだ人も数多くいると思います。

とあるインターンでのお話

という、ヘタレな僕ですが再度プログラミングをちょっと勉強してみようかなーと
思い始めていたりします。
(とはいえ、実際にはやらないような気もしますが)
というのも、とあるインターンでネガティブな印象がちょっと改善されたからです。


そのインターンでは、Delphiで課題に対して自分の考えたアイデア
大した動作はしなくてもいいからペタペタと貼り付けて、
短い時間のプレゼンテーションに耐えうるものを作ろうとするものです。
(あくまでもアイデアを考え抜くことが大事らしいので)
与えられたものすごく簡易な本を読みながら、
試行錯誤して思った通りの動きをしたときの楽しさなのか嬉しさはなかなかのものでした。
(たぶん、大したことではないのだと思うけど自分の中では嬉しいものです)
僕以外の人たちも時たまプログラミング面白いかも?と口に出すことがあります。
プログラミングが面白いというよりも、ものづくりが面白いんだと思いますが。

まとめ

簡単なプログラミングの言語(というかソフト)と作るものがあるいうのは、
この高速道路の話の中で大事なような気がしています。
プログラミングを手助けしてくれるソフトは、
始める前から苦手意識を持っている文系な人たちを文字通り手助けしてくれるような気がします。
また、特に目的もなく本をパラパラめくっても何に使うのかイメージも湧かないという感じです。
作りながら本を読んでいくと、あーなるほどねぇーと思うことが多々ありました。
何のためにプログラミングするの?といえば、何かしたらのものを作るためだと思うので
そういった嗜好のある人たちをキャッキャさせるような高速道路があるといいのかなぁと
しみじみ思う次第です。
と同時に協力できる範囲があれば協力したいなぁとも思います。
なにで出来るだろー、この高速道路の被験者とかかなー?