結局、君に届けを買って帰るだけの俺って

いろいろあって、安静モードなので
「これは勉強するいいチャンスなんじゃないか」と思い、
先日読んだ本の参考文献から面白そうな本を探し、
本屋にすたすたと行きましたよ。


一冊も置いてませんでした。
本屋のバカー・゚・(つД`)・゚・
で、買ったのが「君に届け」の最新刊(7巻)…。

まぁ、いわゆる恋愛もののマンガですが、
ページをめくるごとに「風早くん、告っちゃえよ!」と心の中で叫んでしまう
そんなムズムズ感たっぷりの素敵なストーリーです。
(風早くんは主人公の女の子といずれ良い関係になるであろう男の子。表紙右。)
今回は特に初詣とバレンタインデーという、今読むには季節感のない場面ですが
ムズムズ感がふんだんに盛り込まれた展開になっております。


で、このマンガを読んで思うことがふたつあるわけです。
1つはなぜ俺の高校生活はかくもしょっぱいものだったのか。
もう1つはもし、俺が同じ場面に遭遇したら果たして問題。


前者については部活が悪かったよね。
なぜ、同じ学年に女子がいない!
そのせいで、後輩の女の子が入ったとき俺ら全員しどろもどろみたいな。
(先輩は後輩の女の子と何人も付き合って非常に実力の差を感じました。)
今になれば笑えるけど、あの当時は本当にまずいことになってたよね。
まぁ、絶対コレだけが原因じゃないけど。


後者については、「風早くん、告っちゃえよ!」とか思ってるけど、
いざ同じ場面に遭遇したら絶対無理だろうと思ってしまうわけで。
そういうところがいけないんだろうなーと思う今日この頃。
こういうマンガを読むと俺にもこういう場面あったよな…?
と脳内で過去を思い出して非常に悲しい気分になりますね。
悲しい気分になった後で追い討ちをかける様に、
いやいや、俺なんかにこんな場面あるわけないじゃん!勝手に勘違いするなよ!バカ!バカ!
と思って余計悲しくなります。


はぁ…。
とは言いつつ、かなり面白いです。
とあるラジオの番組では「少女マンガ版デスノート」とか呼ばれてましたが、
確かにある意味、心理戦の駆け引き(?)が繰り広げられております。
実はこのマンガはもしかして読者に対しての心理戦を仕掛けている
新しい種類のマンガなんじゃないか?と思ったりも今しました。
(もうこれ付き合う以外に展開が思いつかない状態ですからね。)