フジロックから帰ってきた

フジロックから帰って少々寝ました。
学生で本当によかったと思う瞬間です。


今年は3日目以外快晴。3日目は午後から大雨でびしょ濡れ。
前半は日焼けが痛く。3日目は非常に寒い思いをしました。


全部書くと長いので、個人的なベストだけメモメモ。


ライブベスト3
3位:The Vines(1日目)
見に来ていたファンがいろんなことを共有しながら雰囲気を作っていたライブだった。
これが実質日本でまともな初めてのライブになるであろうことも、
前回の日本でのライブがいわくつきになってしまったこと、
またそのいいわくつきになったライブのMCも、
そして、復活のアルバムがリリースされたばかりだということも。
その複雑な気持ちが入り混じった気持ちは
「自分も精一杯楽しんで、バンドにも楽しんでもらう」
という方向に明らかに向かっていた。
曲間の歓声の多さ、大きさは日本ではあまり見られない光景だった。
それだけ待ち望んでいたライブだったし、素晴らしいライブだった。
I'm gonna get free!って叫んでたあの瞬間は最高だったわー。


2位:The Birthday(3日目)
こちらは逆に明らかに待ち望まれていなかったライブ。
2日目にも出演で様々なキャンセルの結果、3日目にも出演。
使いまわしかよ!な感じが否めない気持ちでライブを見る。
まず、ステージのセットがかっこいい。
電飾のThe Birthdayロゴと最新シングルのジャケットに出てた電飾が置いてある。
どことなく、アメリカっぽい。
去年、どこぞかのフェスで見たときはこりゃイマイチだなぁと思った記憶がある。
でも、今回少し離れて見たことでこのバンドの持つ凄みみたいなものをすごく感じた。
キュウちゃんのドラムは叩いている音の隙間がほんとすごい。
スパッコンッ、スパッコンッってさ。すげーわ。
イマイのギターも歌うようにソロを弾くわけですげーうまい。
で、結局チバの叫びだよなーと。
あのでかいステージで、今の説得力のあるあの声で「Alright!!!」って叫ばれたら、
あぁー、これいけるんだなぁーと思うもん。
それだけ、今のチバの声が持つ音楽としての説得力・威圧感はすごい。
だからこそ、あのでかいステージで映えるし。
モッシュピットにいた人たちはどう思ったのかわからないセットだったけど、
遠くから見ている分には最高のステージでした。


1位:The Music(3日目)
これも復活組。
2枚目のアルバムの後レーベルからクビになったり、
ボーカルがボウズになったりとさまざまな変化があったThe Music。
セットリストも2ndからの曲が少ないながらも個人的にはかなりベストなセット。
NO WEAPON SHARPER THAN WILLがすごいよかった。
アルバムで聞けるものの100倍はいい
アルバムで聞くと今までのアルバムとの違いが明らかだった3rdの曲も、
ライブでやるとヘビーロックマナーなギターにダンスビートな感じは
変わりがなく違和感なく聞けるし踊れる。
初めてThe Musicのライブ見たけどこいつらの踊れる感じは半端ない。
噂で聞いていたドラムのちょっと力が足りない感じもものすごく改善されていて、
ベースとドラムビートだけで踊れるしすごくいいバンドだなぁとしみじみ。
ローゼスとかもこういう感じなのかなーとかすごく思った。
ラストのアダムとスチュのドラム連打でテンションがくそ上がって終了。
本当に大復活。
アルバムは統一感がなかったけど、ライブでの3rdの曲は本当にすごい。
足が痛くてすごく辛かったけどそれでも狂ったように踊りました。
最後にこのライブが見れて本当に良かった。


あ、もちろんマイブラのライブはすごかったですよ。
You Made Me Realizeの轟音は本当にゾクゾクしました。


ちなみに。ベストフード:ところ天国のもつ煮