この前のめちゃイケを見て、分析するのってすごいな

お台場冒険王にも海の家を出したり、まだまだ勢いのある「めちゃ2イケてるッ!」。


先日(7月19日)の放送では変化球のドッキリをやっていて、
ターゲットにドッキリであることを認識させてからドッキリを仕掛け、
そのターゲットがドッキリとわかっている状態で、
どんな演技をするのか観察するというものでした。


今までに見たことのないようなスタイルのドッキリで、
ドッキリだとわかっていながら必死に演技をするターゲットを見るたびに、
あははははと大笑いする一方で、
テレビ映りのいい映像を取ってもらうためには、
素人ではなかなかわからない努力があるんだなぁとも思ったものです。


ただ、それをテレビの視聴に関する視点から荻上チキさんが分析しているのを見て、
なるほど、こうやって分析するものかーとしみじみ思った。
以下、引用部分

こういう番組は、多くの人が既にテレビを見慣れていることを想定した状態でないと、出てこない。どちらの番組も、既存のテレビコンテンツや、テレビの受けいられられている文脈・歴史を意識した上で、テレビ自身が再度、テレビ自身を演じ直すような行為だからだ。どっきりはもともと、「テレビ内/テレビ外」や「仕込み/演出」の境界線が、非常にあいまいにするものだった。そのようにしながら、すべてを「テレビの内部」に取り込むこと。その手並みをあからさまにしたこれらの番組は、観ていてかなり「面白い」ものだった。
http://mint-seijotcp.blog.so-net.ne.jp/2008-07-21

ほーほーー。なるほど。
なぜ、自分が面白いと感じるのかを頑張って言語化するという努力が
何かを批評するということの第一歩なのかもなぁと思う今日この頃です。