「風とロック」の箭内道彦さんのトークショウを聞きに行った

新橋にあるリクルートのGINZA8ビルで
「クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流」という展示をやっていまして。
(無料だし、近くによる機会があったら絶対見たほうがいいと思う。)

その関連で昨日、箭内道彦さんとこの展示の空間演出を務めた鈴木康広さんのトークショウがありました。

展示の感想

展示を見ると箭内さんってすごい有名なCMいっぱい手がけてるんじゃん!!と驚きまくり。
資生堂のunoとか、浜崎あゆみが出てたハイチュウとか、今放映されてる家庭教師のトライもこの人。
すごい!すごすぎる!うへぇー!
聞く箭内道彦コーナーでは名言の嵐が。
「短所で勝負しろ!」みたいのはあぁー。なるほどねーみたいな。
わかるような、出来ないなぁと思うような。
不思議なコーナーでした。全部聞くこととかできるのかな?
風とロックについてはサイトを見るほうがわかるっぽい。
http://www.magabon.jp/special/kazetorock/

トークショウの感想

「この展覧会は箭内道彦をモチーフにした鈴木康広の個展だ」という箭内さんの考え方からか、
鈴木さんの製作した作品の紹介が3分の2。
鈴木康広さんはトップランナーで見たことがある程度の理解だったけど、この人の作品は半端なく面白い。
http://www.mabataki.com/
そして、プレゼンテーションがすっごくうまい。プレゼンもパラパラマンガだからね。
気に入った作品はチョコの銀閣寺とか、ファスナーの船とかだなー。
まばたきを研究しまくるってのがすごいっす。
昔思った「面白い」とか「怖い」とかそういう感覚をずっと保っていて作品にしているっぽい。
子どもの時の感受性は大事ってことなのかなー。


最後はちょっとトークショウらしい展開で、
鈴木さんの「なんで世の中のことをそんなにわかってるんですか」という質問から展開。
これに対して箭内さんは「わかっているようにするのは得意」と答え、
「たぶん」というのが大事みたいなことを言ってました。
その心は、
「何かを凝視せずにつくるとリアル」(詳しすぎると真似したくなってしまうから?)
「たぶん、みんな俺みたいに感じる」(自分の思っている何かが満足すればいい?)
というところにあるみたい。
(言葉足らずで僕が伝えるのは難しいです。)


一番笑ったのは風呂に入るのに飽きたという発言。あとはかぎ締めにも飽きたって。
同じことが起きているのに飽きるってなぁ。
確かに生きているうちで行う回数の高い行為ベスト10には入るわな。
そのとき、僕が考えたのは「入浴検定」とか「かぎ締め検定」とか作ったらいいんじゃん?と。
難易度の高い入浴方法を作ってそれを競うって感じ?側転とか前宙で湯船に入るとか。
一歩間違えると滑って危ないから慎重になりスリリング。わくわくどきどきですな。
トーク中にくっだらない妄想してました。


はい、まとまらないけどそんな感じ。しきりに次の茂木さんとのトークショウどうしようって言ってましたね。
あと、鈴木康広さんは次の21_21 DESIGN SIGHTで行われる
三宅一生ディレクションの展覧会に作品を出すって言ってました。
すごくでかい作品だそうで、見るの楽しみ。絶対に行きます!