「メディアの法則」が1%も理解できた気がしない

マクルーハンの本、「メディアの法則」を学校の図書館から借りてきて読みました。

本に対するグチ

就活があるのにこんな本読んでるなんて、本当にアホだと思う次第ですが。
だってさ、返却期限が近いんだもん。
じゃあ、買えばいいじゃんって思うでしょ?4725円だぜー。
ブックオフで雑誌やら本やら山ほど買って帰っても2000円とかなのに…。
高すぎる…。もっと安くしてもらわないと学生には辛すぎます。
目を通さなければいけない本がこの値段じゃ勉強が出来ません。

で、結局読んでも文章の99%は理解できず。

単純に自分の教養が足りないだけだと思う。
この本の流れとしては、視覚・聴覚や脳といった感覚論の話からメディアの法則に流れるのですが
その感覚論の話がまーーーーーーーーーったくわからん。
笑なのかwなのかわからんが、とにかく笑えるぐらいわからないよ。
アリストテレスって倫理かよ。ベーコンって肉かよ。ロックってFF6かよ。
ってな具合でしたね。アリストテレスは合ってるのかな?


こんな具合で理論の説明に使われる根幹の部分の理解が激しく足りないため、
なるほど、使えそうだけど合ってるのかの確信がないなーということになりそう。

で、一応理解したことのまとめ

背景は理解していないものがほとんどだけど、他のマクルーハンの本を読んで理解していこうと思う。

  • ハードウェアだろうが、ソフトウェアだろうが全部メディア

これ言われてみれば当たり前だけど、自分の中で抜けていた考え方。
この考え方を持ち続けてれば新しい何かを手に入れられる気がするのだけど…。

  • 人間が手を加えた加工物は、人間の身体及び精神の拡張物

これも大事な視点。
何の機能を拡張しているのかを考えながら使うことは大事。

  • テトラッドというメディアの法則

テトラッドは、人間が手を加えたどの加工物でも問うことが出来るとしていて、
・それは何を強化し、強調するのか(強調)
・それは何を廃れさせ、何に取って代わるのか(衰退)
・かつて廃れさせてしまった何を回復させるのか(回復)
・極限までいくと、何に転じるのか(反転)
の4つで分析する。


例えば、テレビだと
・手や耳のように多感覚的に目を使うことと強化し
・ラジオ、映画、視点を衰退させ
・オカルトを回復させ
・極限までいくと、インナートリップや内部と外部の交換に転ずる
と分析できるらしい。
オカルトの回復ってのは当たってるね。
スピリチュアルなんとかって人も細木なんとかもオカルトなわけじゃないっすか。
大人気。これが周期的にくるのもテレビというメディアの宿命だってことになる。


と300ページ強読んでわかったのこれだけ…。
もう本当に勘弁して欲しい。
社会人になってお金が溜まったら絶対に買って穴が開くまで読んで理解するもん。
それまでは図書館にお世話になります。