食品を選ぶ時の安全以外の基準
フードマイレージ
日経の日曜版についてくるTHE NIKKEI MAGAZINEにフードマイレージが
特集として組まれていました。
フードマイレージとは
食品が届くまでの距離を調べる。
そうすると、その食品が家に届くまでにどれぐらい二酸化炭素CO2を排出しているかわかるというもの。
例えば、海を越えてくる場合には船だったり飛行機だったりで二酸化炭素が排出される。
港や空港から車で運んで…となるとさらに二酸化炭素がでるよね、ということ。
使わない電気機器のコンセントを抜いたりすると節電になり、
二酸化炭素の排出を抑えることが出来る。
それと同じようにフードマイレージを意識して欲しいということなのかな?
フードマイレージを意識すると、必然的に国内のものが多くなる。
(ただ、ビニールハウスの商品はまたちょっと違うみたいです…。)
詳しくは
http://www.food-mileage.com/
http://www.e-shokuiku.com/jyukyu/13_3.html
ヴァーチャルウォーター
これと似たような概念で言えばヴァーチャルウォーター(仮想水)が有名。
ヴァーチャルウォーターとは
ある輸入物を自国で生産した時にどれだけ水が必要なのか計算。
輸入したことで、どれだけ水を使わずに済んだかという量のこと。
梅雨に雨が少ないと、その年の米の収穫量が気になりますよね?
飲み水だけでなく、穀物や牛や豚を育てるときにどれぐらい水を使っているんだろう?
そんなことを考えてみましょうという考えです。
なんで、こんな考えが出ているかといえばこれからは水の世紀になることが予想されているからです。
まだ、水道が整備されずに飲み水に困っている地域はたくさんあります。
地球温暖化で雨が降らなくなる地域もこれからは増えていくのかもしれません。
そんな時には他国のためにたくさんの水を使って食べ物を作っていくのは難しくなるかもしれません。