SAKAI PODCASTS 2.0の公開収録を見てきた

コンセプターの坂井直樹さんが運営しているポッドキャストの公開収録が
原宿のKDDIデザイニングスタジオであったので見てきました。
http://emo-tv.jp/podcasts/index.html


今回は、漫画家のしりあがり寿さんがゲストでした。
http://www.saruhage.com/
高校時代、友達から朝日新聞の夕刊に連載されている「地球防衛家のヒトビト」が面白いと薦めてもらい、
よく一緒に学校の図書館で笑いをこらえながら読んでいたのを思い出しました。

面白かったところ

しりあがり寿さんが坂井さんに
・(関わった商品が)「いける」「いけない」の判断
・これから売れるものはなにか
・コンセプターになるにはどうしたらいいか
の3つについて質問していました。


それについて、坂井さんは

  • 自分がその値段で商品を買いたいと思うかどうか

自分は団塊の世代の人間なので、
自分が欲しいと思うものは世代的にたくさん売れるということでした。
羨ましい…。
でも、ターゲットとなる人が「どのぐらいお金を持っているどの世代なのか」は大事な視点だと思いました。

  • 経済であろうと文化であろうとたくさん情報を仕入れる

未来を予見できる点(分かりやすい例で言えば、「少子化」とか「インド経済」とか)を
たくさん自分のなかに持っておいて、それを結ぶみたいなことを言ってました。
知識と情報というのはまた別物だろうなぁと。
知識はいくらでもgoogleで検索できるけど、情報は組み合わせに必要ってことでしょうか。

  • コンセプターになるのは、商品の販売に自信が持てる人

これは、冗談半分に言ってましたが本当はクリエイターと資本のコミュニケーターって言葉を使ってました。
クリエイターが使う言葉や判断基準と資本側が使う言葉や判断基準は違うから、
それを通訳する能力が大事みたいなことをお話していました。
人間関係が大事だと。どちらの文化も分かっておくことは大事だなーとしみじみ。

明日から出来そうなこと

とりあえず、しりあがり寿の「弥次喜多 in DEEP」を読むことと、
自分が今関心を持っていなくても決めた雑誌に関しては毎号買うってことですかね。
そのためには、お金ないからバイトしないとなーということだな。
今回収録したのは来月から配信になるみたいです。
PODCASTでどこが使われて、どこがカットされるのかも楽しみ。