10月6日今日の広告ニュース

メディア

Skypeがクリックツーコール広告の本格展開を開始
http://jp.techcrunch.com/archives/20091005skype-starts-to-roll-out-those-click-to-call-ads/

Yextは単なるクリックツーコールを超えて、ユーザが電話で何を言ったかの分析に基づくCPA広告(pay-per-action ads)を展開している。会話の分析には、高度な音声テキスト変換ソフトを用いる。しかしSkypeの広告担当副社長Don Albertによれば、”電話の内容に基づいて何かをするという予定はうちにはまだない”そうだ。

クリックツーコールってのも知らなかったけれども、それをさらに分析しての広告もあるとは。
プライバシーの問題とかは大丈夫なんですかね?

広告会社

・米国インターネット広告、今年上半期は5.3%ダウン
http://jp.techcrunch.com/archives/20091005u-s-internet-ad-revenues-decline-5-3-in-first-half-2009/

検索広告は依然として全インターネット広告の約半分、47%($5.1B)を占めている。以下、バナー広告34%、案内広告10%、リード(見込み顧客情報)生成7%、メール広告1%などとなっている。前年同期には検索広告のシェアは44%だった。

デジタル・ビデオ広告は前年同期の3%から4%($477M)に急増した。

英国はこの状況下でも微増することで、広告費の一番多いメディアになっていましたが、
アメリカでは微減ということみたいですね。
デジタルビデオなどの話題になりやすいものはまだ構成比の4%にしか満たないわけで、
現実としてきっちり受け止めなければ。


・ARGシンポジウム 2009
http://simojo.com/interactive/2009/10/arg-2009.html
先日行われたARGシンポジウムのレポートをNIKKOの下條さんが上げていました。

なんとなくわかったのは、映画、小説、漫画などのエンターテイメントの
世界観をユーザーが共有した上でその感覚をひきづりながら現実世界でそれに伴う行為のなのではとおもいました。

現在も進行中かはわかりませんが、くるりの「魂のゆくえ」にもARGの参加アイテムがついていましたが
そもそものファンだからこそ継続出来る、引っ張っていけるってのはあるのかもしれないですね。


・FTC、ブロガーによる製品レビュー記事などへの規制を発表
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20401148,00.htm

独立系ブロガーが、製品のレビュー記事を書いて報酬をもらったり、無料の製品提供を受けたりした場合に、これを明らかにしないと米連邦取引委員会(FTC)から最高1万1000ドルの罰金を命じられる可能性のあることが、FTCが米国時間10月5日に公開した改訂版「Guides Concerning the Use of Endorsements and Testimonials in Advertising(推奨広告と証言広告の利用に関する指針)」で明らかになった。

大変素晴らしいと思いますね。
自分のお金で買うのと、そうではないものでは心理的な満足度は大きく変わると思う。
その点ではどれが自然に発生したクチコミか判断できるようになるのがよいですね。

広告主

・Coca- Cola Zero CMジェネレーターで中田英寿に変身
http://nakata.cocacola.jp/

肉体美が話題になっている中田英寿氏の「コカ・コーラゼロ」新CM。キックボクシング選手さながらに、スパークリングを行うというものだが、今回提供開始された、「Coca- Cola Zero CMジェネレーター」では、JPEGファイル形式の顔写真をPCからアップロードするだけで、中田氏の顔が自分の顔にさし変わって、躍動する美しい筋肉や、見事に割れた腹筋が自分のもののようになるというもの。
http://www.richcontent.jp/businessnews/bn729-01.html

とある写真で作ったらお面みたいになってました。ひとりで爆笑してしまった。

ちなみに僕はコカコーラゼロを夕食時にほぼ毎日飲むという生活を送っているので
さらにコカコーラゼロが好きになりましたよ。


ということで、今日はコカコーラゼロのCMジェネレーターかなぁ。
モーションポートレートさんの技術をつかうとこういったネットのキャンペーンが作れると。
面白い技術ですよね。動画でも大丈夫なのがびっくり。