6月16日今日の広告ニュース

メディア

・SaaSにおける広告の可能性を探る　クラウド関連研究グループが事業化を検討
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090615/197647/

津田氏によると、「SaaSの広告スペースはWebサイトに掲載するバナー広告よりも費用対効果が高いメリットがある」と言う。理由は「利用者が明確であること」と「利用者の閲覧時間が長いこと」である。

閲覧時間よりも、広告を受け入れやすいシチュエーションかどうかのほうが大事だと思う。
例えば、ワードでカタカタ文章書いているときはクリックする暇はないだろうし。
利用者が明確であるってのは大事な要素。

・「ロングテール」のアンダーソン氏が提唱する直感に反したオンラインメディア料金体系
http://jp.techcrunch.com/archives/20090615chris-andersons-counterintuitive-rules-for-charging-for-media-online/
オンラインメディアの収益化のルールはこの４つらしい。

1. 最良のモデルは無料と有料の融合
2. 他で真似されるものを限定品だと言って料金を取ることはできない
3. サイトで一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけない
4. 有料ページにはニッチにアピールするコンテンツを置く。ニッチは狭ければ狭いほどよい

ついつい3番の「一番人気のコンテンツを有料化」をやってしまいそうになりますが違うと。
ニッチでもそれが必ず必要な人からお金を取るのがベストだと。なるほど。

・ブログの影響力に関する調査〜ブログの影響力を左右するのは「物語性」と「読み手への呼びかけ」〜
http://research.goo.ne.jp/database/data/001013/

その結果、ブログの記事において「物語性」が高いと、ブログで語られているテーマに対する評価と、ブログ記事そのものに対する評価の両方が高くなるなど、プラスの相関関係があることがわかりました。このことから、ブログの「物語性」を高めることは、ブログの好感度を高めることにつながると考えられます。

なんか決め打ちで調査してないか？？という気がするんだけれど。
この調査は誰がどう活用するかわからないですがとりあえずそういうことらしいです。

・Vol.4 新聞問題！　（新聞についてゴニョゴニョ最終回）
http://mediareview.jp/dialogues/vol4-2.html
メディアレビュー・ジャパンさんより。相変わらずかっ飛ばしてます。
リクルートのタウンマーケット、記者クラブに触れた内容になっております。

広告会社

・メディアエージェンシーに雇用の兆しが
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2009/06/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AB%E9%9B%87%E7%94%A8%E3%81%AE%E5%85%86%E3%81%97%E3%81%8C.html
Ad Innovatorさんより。少しずつ仕事が戻ってきていると言う感じなんでしょうか…。

・サイバーエージェント子会社、ブロガー参加イベント企画/運営とWebプロモを一括実施
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090616/197768/
先日読んだ「リアルヂカラ」みたいなことをブロガーに対して行う会社って感じでしょうか。
設立のリリースよりはどんなことを行う会社かわかってきた感じです。

広告主

・サトウ食品、テレビCMの抑制で営業利益3.2倍へ
http://www.garbagenews.net/archives/788346.html
garbagenewsさんより。
広告費の削減で売上は落ちたが削減した以上に落ちることはなく利益率が上がったと。
これがいつまで維持できるのかには注目したい。
販促は短い期間に効果があり、広告は長く効くというのが定説だったわけなので。

サトウ食品さんのニュースが一番ショックですよね。
必ずしもテレビCMだけが言い訳ではないと言うことなのか、
ある一定ラインを超えてブランドを築けばCM量を落としても大丈夫という事例になるのか、
もう少し経ってみないと判断がつかないところだと思います。