中国に行ってきたはなしといろいろ思ったこと

3泊4日で中国に行ってきました。行ったのは北京。
4日といっても初日は着いたのが24時近く、
4日目は早朝出発だったので、北京を味わったのは2日ぐらい。
それでもほぼ初めてに近い海外はかなり面白かったです。
以下振り返り。


着いて、早速空港がデカイ!そしてめちゃキレイ!

設計はイギリスの建築家、ノーマン・フォスターだそうで。
詳しい記事http://www.building.co.uk/story.asp?storycode=3107219&origin=bldgdailynews


で、翌日。
朝になると、見たかった建築物のひとつCCTVの新本部ビルが。

夜は暗くて見えなかったので朝起きて目の前にあってびっくり!
お隣は先日の花火で全焼した同じくCCTVの新本部ビルの北配楼。
こちらはレム・コールハースの建築。
生で見るとこんな建物作れるんだなーと驚くと同時に感動。
こんな建物というのは、ひとつはデザイン、もうひとつは安全面のはなし。


そして、万里の長城

今までの生涯で見たものの中で一番すごかった。

どんだけ長いんだよ!みたいなものはもちろん、
かなり高い塀が永遠に連なる風景は昔の戦争といえども、
いかに激しいものであったかを物語るのに十分以上の迫力。


中国らしい古い町並み。


とはいえ、こういったところは逆に観光地として保存されていて、
かなり高い金額で(1億??)不動産屋が取引しているそうな。


パンダも見ました。

どうみても中には疲れたおっさんが入っているようにしか見えません。


こんなビルもあったり。

地下鉄の始発の駅のビルらしい。これもまたすごいデザイン。


部屋からの夜景的な。

すごい安いツアーなのにこんなホテルでいいの!?ってぐらいキレイでした。
感謝感謝。


あとは細かい雑感などを。
・TVCMは日本の地方ローカル並みの質
これは見ながらすげーなとか言って笑ってました。
スライドCMが多かった。
CCTVでこれなのでその他の広告もクリエイティブの点からはまだまだなのかなと。


・車はフォルクスワーゲンヒュンダイが多い
タクシーのほとんどがフォルクスワーゲンなので多く感じるというのはありますが。
北京市内はアホほどタクシーが走っているので)

wikipedia見たらこう書いてあった。

中国では、業界1、2位を争う大手の上海汽車第一汽車双方と生産・販売協定を行っている。フォルクスワーゲンは中国において国外の自動車メーカーで最初に合弁企業を設立した会社である。また部品工場も保有する。
中国での商標は、「フォルクスワーゲン=人々の車」から「大衆」で、現地表記では「大众」となる。また、「众(衆)」の字はVWロゴマークとよく似ている。
2008年に開催された北京オリンピックの(中国国内でのみ権利のある)ローカルスポンサー(公式パートナー)となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3

なるほど。だから多く感じたんですね。
日本車だとトヨタかな。外国車が多くてバブリーな感じなのかなと思ったりしました。


・交通はいろんな意味ですごい
中国で一番驚いたのは交通の面かな。
日本と違って、赤でも右折OKのルールに戸惑いまくり。
あと、歩行者優先じゃなく、車優先の文化にも驚きまくり。
人口が多い、車が多い、だから渋滞が発生しやすいのでこういったルールがあるそうで。
とはいえ、赤でもちょっと渡れる隙があれば歩行者は渡っていくのもびっくり。
決断力はこうやって身につくのかねと話をしました。
あと、クラクション鳴らしまくり。
混んでるときはそこらじゅうで鳴ってます。


・建物のはなし
すごい奇抜な建物と高い建物がどんどん建っていて経済発展を肌で感じました。
北京自体は経済の街なのかなと。
北京の東側に泊まっていたけれど、もっとお店がたくさんあるのかと思いきや、
夜はかなり殺風景でちょっと怖かった。
マッサージ屋にはぼったくられそうになった。
デパートなんかのデカイ建物にいっぱいお店が入ってた。


・値段のはなし
今でも、2倍3倍の価格設定をしているところはあるようで、
そういうのは市場にとってどういう効果を表すのか、
今借りている本をちゃんと読んで勉強したいと思う。
ちゃんとした値段がついているという信用があったほうが、
消費者にとって手間をかけずに済むので経済効果は高いと思うのだけれども、
本当のところはどうなのかな。


ということで、今日はブックオフ行って大前研一の中国の本買ってきた。
もっと最初から勉強していけば違った見え方もあったかなと思いつつ。

チャイナ・インパクト
大前 研一
講談社
売り上げランキング: 84215
おすすめ度の平均: 4.5
3 中国との付き合い方
4 道州制の勧め、そして中国に食らいつくための基礎知識
4 大前研一さんのするどい考察
4 わかりやすい
2 今二つ
市場については今この本を読んでいる。とはいえ、明日までに返却せねば…。
市場を創る―バザールからネット取引まで (叢書“制度を考える”)
ジョン マクミラン
NTT出版
売り上げランキング: 141975
おすすめ度の平均: 5.0
5 市場設計をめぐる思想と歴史!―経済学における新たな市場理論に向けて
5 制度設計の視点から市場を読み解く
4 自由経済をよりよく発展させるための制度設計について書かれた本
5 市場は如何にして創られるのか
5 経済学にとって重要なことは何だろうか、それがわかった。