イープラスのWEBオープンシステムが面白いと思った。

e+(イープラス)は、公演主催者であればプロ・アマ問わず誰でも公演をプレイガイドに登録・販売し、全国のセブン-イレブンでチケット引換が可能なシステムの提供を開始した。
http://markezine.jp/article/detail/5886

実際のサービスの詳細ページはこちら
ということでこれはかなり待望のサービスなのではないだろうか?


サービスとしては、
・登録すれば誰でもイープラスのサイト上で自分の公演を販売できる
・発見はセブンイレブンかイープラスからの郵送で選べる
・登録料は10000円(ただ、これが1回なのか1年なのか単位が不明。)


いくつかの視点から考えてみることにする。
まず、チケットを購入する側の視点。
インディーズのバンドのライブだと、手売りとかもしくは当日購入のどちらか。
やっぱり、何度行っても大丈夫かな?という感覚は残る。
でも、eplusで購入してコンビニで発券出来るとなるとかなり安心を与えられるだろう。
安心によって、さらに行く人が増えるといいですね。


で、アマチュアでイベントを行う人たち。
ここで購入できますとURLを貼り付けるだけで販売できる。
フライヤーにもチケットの購入先が書ける。
今までは当日に来てもらわなければ行けなかったが、
気に入った段階でチケットを買ってもらえればファンを獲得する機会を逃すことが無くなる。


で、こういうチケット屋さんの視点。
たぶん、現在デカイところだと3社なのかな。
チケットぴあとイープラスとローソンチケット
僕のイメージだとぴあがトップで、イープラスはプレオーダー(発売日前の優先購入)、
ローソンチケットはローソンで直接買えるのでチケット争奪戦には強いといったイメージ。
ぴあも当然会員の優先購入はやっていて、イープラスの売りになる点がどうしてもなかった。
このままだと、この業界の順位を変えるのは難しい。
チケット発券の手数料をなしにしても、ロングテール的に取り扱う件数を増やすという手法に出た。


あとは、これでどれぐらい利用者が増えるか次第。
採算ギリギリでやってるであろうアマチュアが1万円というお金を払っても使いたいと思うか?
これにかかってるでしょう。1万円でもいい!となるとかなり売り上げをたたき出すサービスになりそう。