TOKYO FIBER 09 SENSEWARE @ 21_21 DESIGN SIGHT

東京ミッドタウン内にある21_21 DESIGN SIGHTで行われていた
「TOKYO FIBER 09 SENSEWARE」に行ってきました。

http://tokyofiber.com/ja/
ちなみに、会期が短く9月18日から27日まで。要は今日が最終日。
今回のディレクション原研哉さん。


不勉強な自分でも知っているような超有名な面々である
佐藤可士和隈研吾、東信、鈴木康広などが作品を出しているのですがなぜか入場料が無料。
無料というところにものすごく引っかかりつつも行けば納得。
そこには企業とアーティストの幸せな関係が築かれていました。


旭化成せんい東レ三菱レイヨンといった繊維系企業が作り出した
びっくりするような最新技術てんこ盛りの人口繊維を使ってアーティストが作品を制作。
企業が絡んでいるので展示が無料になっているんです。
一番びっくりだったのは隈研吾×三菱レイヨンエスカ。
コンクリートの中に光ファイバーを埋め込んでいるため、光を通すコンクリートになっているというエスカ。
と説明しても何がなんやらですが作品にしてみるとこれはすごい!と思うものになっています。


この部分が幸せな関係だなと思うところで、
普段であれば(失礼ながら)全く気にしない繊維について驚嘆する場は
こういったところでないとなかなか難しいように思う。
企業CMを流している有名企業もたくさんあったけれど、CMよりもこういった活動のほうが
見てくれる人の数は少ないかもしれないけれど確実にエンゲージメントを築けると思う。
CMを見てもクラレが何の企業かはよくわからない部分があるのだけれども、
作品を通して知ると、こんなすごい作品作れちゃう技術持ってるのかよ!!!と思うわけです。
こういった認知方法があるのかとちょっと感動しました。


出ようとしたときに、原研哉さんがいてだいぶびっくり。
21_21 DESIGN SIGHTはいつも豪華な展示であることが多いので次回も楽しみ。
http://www.2121designsight.jp/
次回は深澤直人さんがディレクションかー。わーい。