9月1日今日の広告ニュース

ad tech Tokyoが明日に迫る中、ビジターパスですら参加できるか微妙という
すごい展開になっています。行かなかったら恐ろしく後悔する気がしますが。

メディア

ソニーが仕掛けるデジタルサイネージと放送の融合
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090831/203816/
いなげややオリンピックに設置されているデジタルサイネージで流れる「ミルとくチャンネル」の話。

「商品の認知だけでなく、より確実に購買につなげることが広告に求められるようになった。その答えとして放送のコマーシャルと店舗のデジタルサイネージのコマーシャルを組み合わせることを考えた」と語る。

とあって、その連動の一発目がアニメ一発目のアニマックスで広告出向企業はキャドバリージャパン。
アニメ見ているであろう子供が好きなお菓子を店頭で再認知してもらうと。
ロジックとしてはすごく分かりやすいけどねー。


・「an」とサンケイリビングのフリーペーパー、主婦向け求人情報提供で提携
http://markezine.jp/article/detail/8217
主婦向けフリーペーパー「リビング新聞」に「an」などの求人情報を載せる新しい取り組み。
求人情報を必ずしも自社の媒体を作って載せることはないだろうってことですかね。
既にかなり読まれているメディアを活用して、
求人情報をそのものをコンテンツ化すればwin-winの関係が築けると。
これは面白いなぁと思う。


・シーネットワークスジャパン、朝日新聞子会社「朝日インタラクティブ」に
http://markezine.jp/article/detail/8227
えーと、名前がダサい!

広告会社

・ブログで紹介された商品を検索するユーザーは50%以上--サイバー・バズ調べ
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20399188,00.htm
http://www.cyberbuzz.co.jp/news/2009/08/post_3.html

調査によると、商品やサービスを紹介しているブログ記事を閲覧した経験がある人は全体の90%で、ブログ上で紹介された商品やサービスに対し「興味を持った」「商品が気になり検索した」「商品が気になりホームページへ訪れた」と回答した人はそれぞれ50%以上だった。また、15.7%が「商品が気になり店舗まで行った」、34.9%が「紹介された商品を購入した」と回答した。

この見出しだと、ネットユーザーってどんだけアクティブなんだよ!
ってことに成りかねませんが「経験がある」ってだけだからね。
そりゃ長く使ってりゃ1回くらいは検索したことあるだろうよ。
俺だって全部あるよー。
面白そうな本を紹介している人がいて、amazonで検索して他の人の評価みる。
図書館で予約するか、書店で購入するか悩んでしかるべき行動を取る。
これぐらいのことをみんなしたことありますよという指標にはいいけど、
これでもってクチコミってすごいんですとかは言わないでほしいなぁと思う。


博報堂DY、ネットとマス広告の統合分析サービスを開始へ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090901/203947/
求められているサービスはこういうことではないと思うのだけれども。
それこそPOSのデータと連動して、
マス広告とネットで話題になったときにどう売上が変化するかとかが知りたいと思うのだけれども。

広告主

・中小広告主のネット広告利用率は17%で情報収集が障壁に、「ネット広告白書2010」より
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090831/203836/

広告宣伝費全体に占めるネット広告費の割合は、大手広告主で平均5.1%に対して中小広告主では38%。中小の方がネット広告に頼る比率が高い。ネット広告を「非常に重要な位置づけ」「重要な位置づけ」と答えたのは、大手広告主の66%、中小広告主の69%と大きな差はない。

見出しと引用部分での数値の開きが大きすぎて何がなんだかですが、
たぶん中小広告主でネット広告を使っている企業は少ないが、
使っている企業に関してはかなりの額をネット広告に使っているということでしょう。
ネット広告をサイトまで見にいかないと使えない環境でこれって結構すごいと思うけど。


・グーグル、モバイル検索のプロモーションをトレインチャンネルなどで展開
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20090901/203948/

広告は9〜10月に、JR東日本東京メトロ東京急行電鉄の中吊り広告やトレインチャンネル、ネット上では「mixi」「GREE」などで展開する。「グーグルは広告でもユーザーに有益な情報を提供するために、コンテクスチュアルか(文脈上で適切か)どうかを重視する」(岩村氏)ため、外出先でケータイを利用する人向けに車内広告を選んだという。

電車の広告目立っている気がします。よく目にしたなぁという印象。
それは「グーグルが出していて珍しいなぁ」と思って記憶されるのか、
色の使い方とかクリエイティブが優れているから覚えているからかどうなんでしょう。
ちなみに、広告見て使ったかといえばiPhoneユーザーなので
普段からsafariでガンガン検索しておりターゲットではない人だったりします。
youtubeの広告やGoogle mapの広告もそうだけど駅を使ったプロモーションがすごく多い。
この辺りはすごく聞いてみたいところですけども。