Kasabian 「West Ryder Pauper Lunatic Asylum 」
なんかずっと気になってはいるけれども、結局好きにはなれないバンド。
どんな人にもそんな人たちがいると思うのだけれども、自分にとってはKasabianがそれに当たる。
フジロックも結構いい時間に出演したり、今年はサマソニでステージのトリだし、
人気だと思うのだよね。ライブもちょこちょこと2回は見たけどなんだかなぁ。
ただ、客観的に見て００年代デビュー組で一番ビックになったバンドのひとつだと思います。
今週発売のアルバムがmyspaceで全曲視聴できるということで何度か通して聞きました。
http://www.myspace.com/kasabian
今回はジャケットが全く趣味に合わないのでこんなCD家に置きたくないし、
実際に購入することはないのだけれどもKasabianのアルバムの中では一番好きかも。
というのも、こいつらって結局一発屋的要素がデカイと思うのだよね。
ファンの人は反論が山ほどあると思うけど、結局Club Footだけだと思う。
（Reason Is TreasonとShoot The Runnerの2曲は結構好き）
アルバムに数曲いいかもなと思う曲があってそれ以外はんんん？なバンドだと思ってます。
自分が特にKasabianを好きになれないのは自信過剰な印象を与える展開やら曲やらなんだけど
このアルバムはそのやたらと自信過剰な部分がやや影を潜めて、
ビートがくっきりした曲が多くてアルバム全体でバランスが取れているように感じる。
前半がかなりアッパーな曲で後半はアコギが目立つミドルテンポの曲が並ぶ展開で
これは好み分かれそう。
個人的には後半の曲を１〜２曲削ったぐらいが、尺的にもまとまりにもいいように感じますが。
今までが１〜２曲だけよかったアルバムが、今回は５〜６曲ぐらいいい曲がある。
そんな印象でした。そりゃKasabianの中では一番好きになるわ。
普通にいいアルバムだと思いますが、最高でも素敵でもないと思います。
「いい」アルバム。難しいところです。
amazonの評価はめっちゃ高いけど、HMVのウェブでの評価がめちゃ低いんですが
どっちが平均値なんでしょう。。
ルナティック・アサイラム(初回生産限定盤)
posted with amazlet at 09.06.05
