2011年上半期ベスト映画3本。

7月になりました。2011年上半期に劇場で観た映画は17本。
そのうちのベスト3本をあげたいと思います。

3位:悪魔を見た

イ・ビョンホン主演のバイオレンスムービー。
イ・ビョンホンのムキムキな体には毎回びっくりさせられますが、
そんなサービスショットを期待していくとエライ目に会います。。
イ・ビョンホンが車で犯人を誘拐するシーンは鳥肌モノ。
歴史に残るシーンではないかと思います。
韓国映画得意の「復讐もの」の傑作ではないかと思います。
ラストのソウを彷彿とさせるシーンもよかった。


2位:塔の上のラプンツェル

ディズニーのプリンセスもの初の3D。
ここまで出た3D映画ですごかったのはヒックとドラゴンアバターの2本。
いずれもドラゴンや、鳥に乗って飛翔するシーン、急降下するシーンでぶっ飛ばされたわけですが
プリンセス映画でまさか急降下するシーンが目立つわけではなく、
ディズニーらしい美しい光景が3Dで表現されています。
ストーリーもハツラツとしたプリンセスが本当に魅力的で、
しょこたんの吹き替えも大変素晴らしい完成度の高い作品になっています。


1位:ブルーバレンタイン

一組のカップルの出会いから結婚、そして別れまでを描いた映画。
構成が大変うまく、
「なぜこの二人は別れてしまったのか」「何が原因だったのか」について
観終わった後で何度も反芻してしまいます。
二人のどちらが悪いと断言できないように様々なエピソードを散りばめられた構成、
そして涙を搾り取られるラストは本当に素晴らしい。
ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルでは「鬼畜の所業」と表現されていましたが
まさにその通りの素晴らしい傑作になっています。


上半期と言っておきながら、Super8は見てないしトゥルーグリッドとかシリアスマンとかも
見てなかったり。
結構見逃し作品が多いのですが名画座など使って挽回していきたいところです。