The Cigavettesのライブを観てきた


The Cigavettesのツアーファイナルを見てきました。
上にMVを貼りましたが、The La'sやBeatlesといったブリティッシュなロックンロールに
Beach BoysやSimon & Garfunkelを彷彿とさせるようなコーラスワークが引き立つ、
かなりかっこいいバンドです。
今年発売になったアルバムのツアーファイナルが今日あり、それを見てきました。


アルバムはTSUTAYAなどにもあるので聞いてお金がなくても聞いて欲しいのですが、
インディーズ特有のダサい音質ではなく、めちゃくちゃかっこいい音質で、
かつ各楽器が抜群にうまいので、「なんだよこれは!!すげえじゃん!」
という気持ちになること間違いないのです。


初めてライブを観たのですが、今回観るにあたって確認したかったのは
・ライブでアルバムのあの素晴らしい音を再現できるのか
という一点だけでした。そして結果としてはマジで巧すぎてビビるレベルでした。
特に山本幹宗のギターがマジですごい。この音は生で一聴することをオススメします。
そしてライブで聞くと、リズムが多彩でその辺りが過去の偉大な音楽を参照しながらも
今らしさ、オリジナリティになっているところなのかなと感じました。
個人的には、タワレコの特典でついてきた「We Rolled Again」のバンドバージョンが
本当に素晴らしく、今すぐ音源化してほしいと願うばかりです。


よくバンドが後に有名になってから「あのライブをあのキャパで見れるとはねー」みたいな自慢大会が行われますが
このライブこそ、そういった奇跡になるべきクオリティだったと思います。


ロックンロールという切り口で見てみると、
今話題になっているのはおそらくThe Bawdiesなんだと思います。
The CigavettesとThe Bawdiesでは同じロックンロールでもルーツが違うのか、
The Cigavettesが白いロックンロールで、The Bawdiesが黒いロックンロールな感じです。
僕はどちらかと言えば白いThe Cigavettesのほうが好きですが、
The Bawdiesくらい売れてくれたらかなり歴史が変わるだろーと思うバンドです。
The Cigavettesのほうがコスプレ感がなくてスマートですよ。

ということで、
とりあえずTSUTAYAに行って、インディーズロックっぽい棚から
The Cigavettesのアルバムを見つけ出し聞け!!ということですかねー。

今日のライブは本当に最高でした。The Cigavettesの皆様お疲れさまでした。