マーケティング読書会の感想

もう1週間も前のことですが(時間が流れるのは早いですね…)、
smashmediaの河野さんが主催のマーケティング読書会に参加してきました。
課題図書はセス・ゴーディンの「紫の牛」を売れ!
「紫の牛」を売れ!


参加したときは非常にもやもやとした感じでしたが1週間経ってだいぶ整理されてきたので、
考えたことと今後への生かし方を書いてみたいと思います。


参加者は社会人の中堅といった方が多く、学生は自分一人。
その結果、非常に自分自身の課題が見えたように思います。
というのも、僕自身はいくつかでマーケティングの本で読んだことを自分の中でまとめた
自分にとってのベストなマーケティングを天真爛漫な感じで発表したら場がしらーとした感じに。
お、これは困ったけどなんかすごく変なこと言ったかなぁとその時は不思議でしたが、
あとから考えればなんとなく理由がわかりました。


実際に働いている方々にもそれぞれ自分がベストだと思うマーケティングというのはあるけれど、
仕事での様々な関係性の中で「自分に取ってのベスト」が通るわけがない。
さまざまなジレンマの中で、課題図書のタイトルである「紫の牛」を作り出すための方法を考えている。
だからこそ、同じ本を読んでも最も気になるところが違うしその解釈で悩むところも違う。


自分にはそういった様々な関係があるといった視点が決定的に欠けているために、
理想論みたいなことが平然と言えてしまう。
後期のメディア政策の授業を受けていてもこのことは強く思ったけれど、
場面が違うだけですぐに考えが止まってしまう。まだまだだなぁ。
入社までの残り2ヶ月でこういった点を考えながら勉強を進められるかが
ひとつのポイントとなるように感じる。
あとは社会人としての話し方やマナーの点かなぁ。これも欠けているなと感じた。


もし次の読書会があれば是非参加したいなと思いました。